プレッシャーの大きいゲームで彼らに頼りたい気持ちは分かるが…。
2016年のラストマッチとなった11月15日のサウジアラビア戦でハリルホジッチ監督は、長友をいつも通り先発出場させる一方、香川と本田にベンチスタートを命じている。いずれも途中出場したとはいえ、もはや指揮官の中で絶対的な存在とは言えなくなっている。
そのうえで前述した通り、3人とも所属クラブでの立場に大きな変化はないのだ。大きな決断が下されても不思議はないだろう。
香川、長友、本田はここ数年、絶対的な主力として日本代表に君臨し、怪我さえない限りほぼ常にスタメンに名を連ねてきた。経験値で言えば長谷部、岡崎、川島と並びチーム屈指であり、今回の3月シリーズで言えばアウェーのUAE戦などプレッシャーの大きい試合で頼りにしたくなるのは当然だろう。
しかし、所属クラブで継続的なプレータイムを得られていない以上、コンディションと試合勘の不安は拭えない。とくに長友と本田に関しては招集を見送るという選択肢が最もロジカルと言えるし、呼ぶにしても香川はしっかり状態を見極めるべきだろう。幸い、左SBは酒井高、右ウイングは久保と浅野と小林悠、そしてトップ下は清武とそれなりのタレントが揃っている。清武はセビージャでほぼ出番がなく、C大阪では加入直後の怪我に苦しんで3月11日にようやく復帰初戦を迎えた段階だが、香川よりは心身ともに充実しているように見える。
はたして、ハリルホジッチ監督の選択やいかに――。3月16日予定の招集メンバー発表に注目が集まる。
そのうえで前述した通り、3人とも所属クラブでの立場に大きな変化はないのだ。大きな決断が下されても不思議はないだろう。
香川、長友、本田はここ数年、絶対的な主力として日本代表に君臨し、怪我さえない限りほぼ常にスタメンに名を連ねてきた。経験値で言えば長谷部、岡崎、川島と並びチーム屈指であり、今回の3月シリーズで言えばアウェーのUAE戦などプレッシャーの大きい試合で頼りにしたくなるのは当然だろう。
しかし、所属クラブで継続的なプレータイムを得られていない以上、コンディションと試合勘の不安は拭えない。とくに長友と本田に関しては招集を見送るという選択肢が最もロジカルと言えるし、呼ぶにしても香川はしっかり状態を見極めるべきだろう。幸い、左SBは酒井高、右ウイングは久保と浅野と小林悠、そしてトップ下は清武とそれなりのタレントが揃っている。清武はセビージャでほぼ出番がなく、C大阪では加入直後の怪我に苦しんで3月11日にようやく復帰初戦を迎えた段階だが、香川よりは心身ともに充実しているように見える。
はたして、ハリルホジッチ監督の選択やいかに――。3月16日予定の招集メンバー発表に注目が集まる。