【ミラン番記者】本田圭佑に「希望の光」が差し込んでいる

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2017年03月14日

本田は誰よりも早くレストランに姿を現わした。

先のユベントス戦は怪我で招集外だった本田。しかし、チーム状況に変化があった。写真:Alberto LINGRIA

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 数週間前、途中交代に怒り指揮官に盾突いたカルロス・バッカがお詫びの意味を込めて開いた食事会を皮切りに、週に一度のチーム揃ってのディナーは、今やミランでは恒例行事になりつつある。
 
 バッカの食事会で、「次の試合で勝ったら今度は自分が奢る」と宣言したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がその後を引き続き、その翌週はスポーツディレクターのロッコ・マイオリーノが主催することになった。
 
 日付は3月8日。そう、バルセロナがパリ・サンジェルマンから奇跡的な逆転勝利を収めた夜だ。そのチャンピオンズ・リーグの一戦をミランの面々も、チーム全員でTV観戦していたという。
 
 その食事会で本田圭佑は誰よりも早くレストランに姿を現わした。ここまで読んだ人は、「おいおい、一番最後にやってきて、一番最初に帰ったの間違えだろう?」とツッコミを入れたくなったかもしれない。
 
 しかし、これは真実なのだ。その姿は写真にも収められてウェブ上にもアップされている。本田は正真正銘、約束の場所に誰よりも早くやって来た。
 
 もしかしたら、ただの偶然だっただけかもしれないが、そうでないかもしれない。なにしろ彼がこうした場所に先頭を切ってやって来ることは、これまでまずなかったのだから……。
 
 この日も本田は食事中、終始ずっと笑顔だったという。しかし、ミラネッロ(ミランの練習場)でのトレーニングとロッカールームだけをチームメイトと共にし、試合では一緒にプレーできない本田は、自分がチームの一員であるということを感じるのは難しいだろう。それに本田は今回、運もなかった。
 
 ユベントス戦(セリエA28節)前日の3月9日、いつものようにモンテッラはチームに帯同する23人の名前を発表したが、そこに本田の名前はなかった。誰もが本田の抜けた理由が単なるテクニカルな選択によるものなのか、何かフィジカルな問題があったのかと首を傾げたが、真実を追求するまでもなく、すぐに「モンテッラは本田を呼びたくはなかったのだろう」と勝手に納得してしまった。
 
 そう、「これでミランと本田も本格的に決裂か」、「ついにベンチにも入らなくなった」と思ったのだ。なにしろその時点で、公式戦20試合連続のベンチスタート中&セリエA11試合連続(公式戦では7試合連続)の出番なしという状況だったのだから……。

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