FW
８　土居聖真　6.5（88分OUT）
守備で緩い場面も、要所でプレーに絡み、攻撃に勢い。前半終了間際には、緩急をつけたフェイントで目の前のDFを鮮やかにかわし、柴崎のゴールにつながるクロスを供給。ファブリシオ投入後は、左MFでプレーした。
 
33　金崎夢生　6.5
満を持してスタメン出場。懸命に身体を張ってポスト役をこなす。味方に落とすまではよかったが、裏に抜け出そうとするがリターンがなかなか届かなかった。それでも、何度倒されても立ち上がり、ゴールに向かって直線的に突き進む。その突破力に、レアルのDF陣は明らかに戸惑い、ファウルで止めるしかなかった。
 
交代出場
MF
11　ファブリシオ　5.5（67分IN）
２トップに入る。スムーズに試合に入れたとはいえず、中央でスタンバイも、味方のお膳立てをゴールに結びつけられなかった。安定感はなかったものの、意外性はあった。88分のミドルは決めたかった。
 
FW
34　鈴木優磨　5.5（88分IN）
何度か左サイドでマイボールにして、仕掛けるチャンスはあったが、やや消極的なプレーに終始。２-３とされた後、セットプレーのチャンスにヘッドで合わせるもバーに嫌われた。
 
DF
24　伊東幸敏　5.5（102分IN）
右SBで投入される。１列前に上がった西とともに、右サイドから厚みのある攻撃を仕掛けた。狙いすましたクロスも、味方には届かなかった。
 
FW
18　赤﨑秀平　－（114分IN）
２点ビハインドの厳しいシチュエーションで送り出される。限られたプレータイムのなか、ゴールが求められたが、期待には応えられなかった。
 
監督
石井正忠　６
この日はボランチではなく、２列目で起用した柴崎が２ゴールと狙いどおり。カードを切りながら、複数のポジションを変える采配で、チームの活動量をキープし、延長まで持ち込んだが、最後は個の力の前に力尽きた。
 
取材・文：広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）

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