【千葉】関塚監督から長谷部監督“代行”へ。指揮官交代の背景と今後のプランとは?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年07月27日

修正ポイントは守備面。

 当の長谷部監督代行は「関塚監督の下で力になれなかった責任は感じています。しかし、監督代行という職を受けましたのでここから右上がりに巻き返していきたいです」と意気込む。
 
 そのなかで修正ポイントは守備面だという。
 
「これまでやってきたことが間違っていたわけではなくて、詰めの甘さがありました。そこを修正して連動する意識だけでなく、実際にボールを奪うところまでやっていきたい。ボールへのプレッシャー、そこの意識と質が変わることでいろんなことが変わると思います。我々が足りなかったのはそこです」
 
 高橋GMが掲げた勝点27に関しては「そこは最低のラインだと思っています。もう少し取らなくてはいけないとも感じています」と語る。
 
 ただ、27ポイントということは残り17試合で半数以上の9勝、もしくは引き分けを含めてもそれなりの勝点をハイペースで稼いでいく必要がある。
 
 指揮官初挑戦では相当に高いハードルと言わざるを得ない。クラブOBである長谷部氏への期待は高まっているが、ここから過酷な戦いが待っているのは間違いないだろう。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 

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