ひとりだけ怖さを感じさせたR・ロペス。そのドリブルは脅威となっていたが…。
MF
7 奥埜博亮 5.5
前半は藤春や大森の動きに引っ張られる形でポジションを下げられた感も。 後半に入ると積極性を取り戻して仕掛けたが、思うようにチャンスに絡めなかった。
10 梁 勇基 5.5
CKでは正確なキックでチャンスを演出し、後半にはR・ロペスの同点弾を呼び込んだ。とはいえ、流れのなかでは効果的に絡めておらず、存在感がやや薄かった。
FW
26 藤村慶太 5.5(80分OUT)
前線で動き回りながらスペースを作り、時にボールを引き出すも、その後のプレー精度はいまひとつ。R・ロペスとのコンビネーションは課題で、不完全燃焼に終わった。
20 ハモン・ロペス 6
ボールを持てば、独特のリズムを刻むドリブルで脅威に。前半終了間際には、鮮やかなステップで今野のマークを外し、バー直撃の強烈ミドル。ひとりだけ“怖さ”が感じられた。
交代出場
DF
25 菅井直樹 ―(76分IN)
積極的に高い位置まで上がって攻撃的な姿勢を見せると、R・ロペスらとサイドから打開を図った。終了間際にシュートチャンスが訪れるも決め切れず。同点の機会を逃した。
FW
9 ウイルソン ―(80分IN)
1点を追うなかで投入され、シュート1本を放ったがゴールにならず。ゴール前を固められた状況では、なかなか特長を発揮できなかった。
MF
28 佐々木匠 ―(84分IN)
思い切り良く仕掛けて相手エリア付近でファウルを誘発。反撃のムードを作り出したが、逆にチームが失点し、結果的に貢献できなかった。
監督
渡邉 晋 5.5
「先に点を取られてしまうと、(相手の)堅い守備がさらに堅くなる」と1失点目を悔やんだ。もっとも、シュート11本と攻撃の形は作れているだけに、あとは“精度”の問題か。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。