【1位タイ】フル稼働しているのは5人。いずれも「DF登録」で、戦術的に欠かせないピースに。

【左】1位タイ=稼働率「100%」/キム・ヒョヌン(福岡/DF)
【右】1位タイ=稼働率「100%」/藤田優人(鳥栖/DF)

1位タイ=稼働率「100%」/平岡康裕(仙台/DF)
J1リーグ新戦力「稼働率TOP 30」
【1位タイ】
開幕から文字どおり“フル稼働”しているのが、以下の5人だ。いずれも「DF登録」で、戦術的に欠かせないピースであるのが窺える。
J1初挑戦のキム・ヒョヌンは、迫力あるエアバトルを繰り広げるが、まだJ1のレベルに苦しんでいる感も漂う。藤田は怪我からの復帰直後ながら開幕戦に出場すると、フィッカデンティ新監督の下でスタメンに定着し、精度の高いクロスで好機を演出する。
清水から仙台に加入した平岡は、2節のFC東京戦で自身のファウルによるFKから失点を喫し、6節のG大阪戦ではパスミスから失点に絡むなどやや不安定さが目に付く。もっとも周囲との連係は徐々に深まっており、これからと言ったところか。
5月14日に32歳となる大井は、2節の浦和戦でズラタンや興梠を抑え込んで勝利に貢献。裏のスペースを狙われる場面もあるが、果敢にラインを上げて、球際でも気迫溢れるプレーを披露する。
8節を終えて首位に立ち、さらに最終ラインの要となっている浦和の遠藤は、プレーの安定感と質、貢献度など総合面で群を抜く。8節の川崎戦でも、リーグ最多得点を誇る相手の攻撃を食い止め、完封勝利でチームを首位に導いた。
1位タイ=稼働率「100%」/キム・ヒョヌン(福岡/DF)
7試合・0得点(630分中/630分)
1位タイ=稼働率「100%」/藤田優人(鳥栖/DF)
7試合・0得点(630分中/630分)
1位タイ=稼働率「100%」/平岡康裕(仙台/DF)
8試合・0得点(720分中/720分)
1位タイ=稼働率「100%」/大井健太郎(磐田/DF)
8試合・1得点(720分中/720分)
1位タイ=稼働率「100%」/遠藤 航(浦和/DF)
8試合・0得点(720分中/720分)
文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)