［MF］
６ チアゴ・アルカンタラ　６
ダイレクトのループパスでDFラインを破るなど随所に持ち味を発揮。悪癖である持ちすぎてのボールロストなどもなく、組織の歯車として機能した。
 
７ フランク・リベリ　６（90＋２分OUT）
縦をぶち抜くドリブルこそ少なかったが、ボールキープやパスはまずまず。相変わらずアラバとの息の合ったコンビネーションを見せた。
 
11 ドグラス・コスタ　６
球離れがやや悪かった前半は、何度かパスミスも。ただ、ドリブルのキレ自体はまずまずで、60分には自ら持ち込んでポスト直撃弾を放つなど敵の脅威に。
 
14 シャビ・アロンソ　６（90分OUT）
鋭い寄せでボールホルダーに圧力をかけ、巧みなポジショニングでパスコースを遮断した。地味ながら機転が利いた守りでチームの助けに。
 
☆MAN OF THE MATCH
23 アルトゥーロ・ビダル　6.5
38分に左足の強烈なボレーを叩き込み、値千金の同点弾をゲット。ファーストレグの決勝点に続いて大仕事をやってのけた。90分間を通じて足が止まらず、２列目からの飛び出し、セカンドボールを拾う動きも長けていた。
 
［FW］
25 トーマス・ミュラー　6.5（84分OUT）
ほとんど見せ場がなかった前半を経て、後半早々に勝負を決定づけるワンタッチゴール。ラウンド・オブ16のユベントス戦に続き、改めて決定力の高さを証明した。
 
［交代出場］
９ ロベルト・レバンドフスキ　―（84分IN）
累積警告を避ける目的のベンチスタートで、劣勢の時間帯にピッチへ。前線でのボールキープは流石ながら、89分の決定機逸が悔やまれる。
 
18 ファン・ベルナト　―（90分IN）
シャビ・アロンソとの交代でそのまま中盤の底に。93分に高い位置でボールを失い、相手のカウンターを招く。
 
19 マリオ・ゲッツェ　―（90＋２分IN）
いわば時間稼ぎ要員として出場。ボールには絡まなかった。

文：遠藤孝輔

※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。