［MF］
５ リュボミール・フェイサ　６
縦横無尽に動き回るR・サンチェスとは対照的に、中盤の底に留まってバランス保持に務める。繋ぎのパスもまずまずソツがなかった。
 
18 エドゥアルド・サルビオ　5.5
守備時に４DF＋４MFの２ブロックを敷く戦術の中で、献身的にタスクをこなす。ただ、フィニッシュに繋がった31分のドリブルからのクロスを除いて、攻撃面はいまひとつだった。

39 メハディ・カルセラ＝ゴンサレス（68分OUT）　５
サルビオと同じくタスクを担うも、ラームを掴まえ切れず幾度となくオーバーラップを許す。オフェンスでもそのベテランSBに封じられた。

85 レナト・サンチェス　6.5
プロ１年目の18歳とは思えぬ堂々たる振る舞い。類稀なフィジカルとテクニックを武器に、ビダルとほぼ互角に渡り合った。メガクラブによる争奪戦はさらに熾烈になりそう。

［FW］
９ ラウール・ヒメネス　6.5
ファーストチャンスだった27分、斜め方向からの難しいクロスを頭で合わせて先制点を奪取。ただ、シュートがノイアーの正面だった31分の決定機逸が悔やまれる。
 
21 ピッツィ　5.5（58分OUT）
献身的なプレッシャーを続けて、ハイラインプレスを機能させる。とはいえ良い形でボールを受けられず、58分にはクエデスと交代した。
 
［交代出場］
20 ゴンサロ・クエデス　6.5（58分IN）
投入直後は前線、タリスカが入った後は右サイドに入る。74分には素早い反転から抜け出して、ゴールに繋がる直接FKを奪取。
 
30 タリスカ　6.5（68分IN）
セカンドトップのような位置に入る。ピッチに立って８分後、ゴールまで24メートルの直接FKを左足で見事に沈める。85分の直接FKも惜しかった。
 
35 ルカ・ヨビッチ　ー（88分IN）
最後のカードとして送り出され、試合終了間際にワントラップから左足でフィニッシュしたがゴールならず。

文：白鳥大知（サッカーダイジェストWEB）

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※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。