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【富山】三浦泰年新監督インタビュー「俺が味方になったら『絶対に俺のことが好きになるぞ』と思ってサッカーをしている」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年01月15日

三浦監督が考える「チームにすべてを捧げる」の意味とは?

昨年1月から継続してきたコラムに関して、「僕のことが嫌いな人が読んで好きになってもらえるように書いた」と想いを述べた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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――最後の質問になります。先ほども触れましたが、昨年1月から三浦監督は現役監督として当ウェブサイトでコラムの執筆を続けてこられました。回数を重ねるにつれ、思い入れも強くなったのでは?
 
 そうですね。いろんな方々があのコラムを読んでくれたんでしょうね。僕のことを好きな人はもちろん、嫌いな人も含めて(笑)。嫌いな人が読み続けたかどうかはさておき、あのコラムに関して言うと、僕のことを嫌いな人が読んで好きになってもらえるようなコラムにしたいなと思っていましたね。
 
 みんながみんな、僕のことを好きになってもらうのは難しいだろうし、実際は無理だろうとは思うけど、あのコラムに関しては、「そういう人が読んでも『いいな』って思われたい」と思って書いていました(笑)。
 
 でも、「いや、そうじゃないな」って思った時に、「やっぱり辞めたい……」と思ったりもしたんだけど(笑)、ある時、僕の友人に「嫌いな人にどう思われても、ヤスさんが好きなこと書いて、ヤスさんのことが好きな人が読んで良いと思うものを書いたらいいんじゃないの?」って言われて……。まあ、そういう考えもあるなと思って今に至ります(笑)。
 
――万人に好かれるのは確かに難しいことですが、サッカーではどうなのでしょう?
 
 サッカーに関しては相手がいるものだから、自分のことを好きになってもらおうなんて思ったことはありません。サッカーでは。ただ、「俺がお前の味方になったら、絶対俺のことが好きになるぞ」って思ってサッカーをやっていますよ。選手の時から、監督になってからも変わらずに。
 
 それが「チームにすべてを捧げる」という意味だと思うんです。チームの一員が、チームの監督が、「他の人からそんなに好かれてどうするの?」って思う半面、自分の仲間を大切にし、仲間を信じてサッカーに真摯に取り組む。そこは今も昔も変わっていない、自分の信念でもありますね。
 
 コラムに関しては、今後どうなっていくのかは分かりませんが、僕のことが嫌いな人でも「こんなこと考えているんだ」って思ってもらえるような内容を発信していきたいですね。
 
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