「(膝の状態は)決して良いとは言えない。ただ、まっすぐ走ることに関しては順調だった」と、開幕に照準を合わせる。
優勝して、あの時の10番は柏木だったと言われたい――。
浦和が1月15日に大原練習場で始動した。今季から背番号10をつけることになった柏木陽介は、昨年12月29日の天皇杯準決勝・柏戦で左膝を傷めた影響で、全体とは別メニューで調整。ただ負荷をかけたダッシュをこなす姿を見せた。練習後、多くの報道陣の前で、新シーズンに向けた抱負を語った。
「(初日の練習を追えて)良い雰囲気でできていると思う。(膝の状態は)決して良いとは言えない。ただ、まっすぐ走ることに関しては順調だった。開幕に向けて、怪我と相談しながら、少しずつメニューをこなしていきたい」
昨シーズン、結果的にまたもタイトルを奪えなかった。そのことについて、次のように課題を挙げた。
「(昨シーズンは)結果が出なかったから、決して良かったとは言えない。後半戦も失速したわけではなく、チームのやるべきことができていたなかで、最後は勝てなかった。なにかが欠けていたが、それがなにかは分からない。ただ勝負強さは足りなかった。規律などで、そこを埋めていければと思う。努力で、そのひとつ上へ行ければと思う」
また、今季から空き番だった背番号10をつけることが決まった。日本人では1999年から2000年までつけた福永泰以来ふたり目。柏木自身としては、10年に加入して以来、7年ぶりの変更だ。
「(2010年で)ロビー(ロブソン・ポンテ)が退団した後にクラブから『10番をつけないか』と提案され、(マルシオ・リシャルデスが抜けた)昨年もそのような話をもらったが、8番の柏木陽介にこだわりたかった。ただ、タイトルを獲るためにも、変えたいと思った。チームからのプレッシャーもあったが、自分にも変化をつけたかった」
【浦和レッズ】柏木の背番号10、槙野の右手は? 西川の状態は?…2016シーズン始動&新加入選手記者会見PHOTOギャラリー
これまで何度も目の前でタイトル獲得に失敗してきた。それだけに、必然と「優勝」という言葉が漏れた。
「自分らしいプレーをして、優勝につなげられればと思う。(10番が)サッカー界のエースナンバーだとは自覚している。優勝して、『あの時の10番は柏木だったな』と言われたい。楽しみながら、自分にプレッシャーをかけたい。そこに『強い』と言われるサッカーをすれば、タイトルはおのずとついてくるはず。獲れるタイトルは、すべて狙っていく」
「タイトルを獲りたい、獲りたいと言って、一切獲れていないのが事実。俺自身が楽しむことが、良い結果にもつながっていくと思う。でも……ACLは獲りたい。クラブワールドカップも出たい」
笑みはなかった。そして、その言葉の端々からは「覚悟」が漂っていた。
“ナンバー10”柏木の2016シーズンの挑戦が始まった。
浦和が1月15日に大原練習場で始動した。今季から背番号10をつけることになった柏木陽介は、昨年12月29日の天皇杯準決勝・柏戦で左膝を傷めた影響で、全体とは別メニューで調整。ただ負荷をかけたダッシュをこなす姿を見せた。練習後、多くの報道陣の前で、新シーズンに向けた抱負を語った。
「(初日の練習を追えて)良い雰囲気でできていると思う。(膝の状態は)決して良いとは言えない。ただ、まっすぐ走ることに関しては順調だった。開幕に向けて、怪我と相談しながら、少しずつメニューをこなしていきたい」
昨シーズン、結果的にまたもタイトルを奪えなかった。そのことについて、次のように課題を挙げた。
「(昨シーズンは)結果が出なかったから、決して良かったとは言えない。後半戦も失速したわけではなく、チームのやるべきことができていたなかで、最後は勝てなかった。なにかが欠けていたが、それがなにかは分からない。ただ勝負強さは足りなかった。規律などで、そこを埋めていければと思う。努力で、そのひとつ上へ行ければと思う」
また、今季から空き番だった背番号10をつけることが決まった。日本人では1999年から2000年までつけた福永泰以来ふたり目。柏木自身としては、10年に加入して以来、7年ぶりの変更だ。
「(2010年で)ロビー(ロブソン・ポンテ)が退団した後にクラブから『10番をつけないか』と提案され、(マルシオ・リシャルデスが抜けた)昨年もそのような話をもらったが、8番の柏木陽介にこだわりたかった。ただ、タイトルを獲るためにも、変えたいと思った。チームからのプレッシャーもあったが、自分にも変化をつけたかった」
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これまで何度も目の前でタイトル獲得に失敗してきた。それだけに、必然と「優勝」という言葉が漏れた。
「自分らしいプレーをして、優勝につなげられればと思う。(10番が)サッカー界のエースナンバーだとは自覚している。優勝して、『あの時の10番は柏木だったな』と言われたい。楽しみながら、自分にプレッシャーをかけたい。そこに『強い』と言われるサッカーをすれば、タイトルはおのずとついてくるはず。獲れるタイトルは、すべて狙っていく」
「タイトルを獲りたい、獲りたいと言って、一切獲れていないのが事実。俺自身が楽しむことが、良い結果にもつながっていくと思う。でも……ACLは獲りたい。クラブワールドカップも出たい」
笑みはなかった。そして、その言葉の端々からは「覚悟」が漂っていた。
“ナンバー10”柏木の2016シーズンの挑戦が始まった。
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