「息子と手をつないで入場したい」
――なでしこの後輩たちも、この夏のオリンピックへチャレンジャーとして臨みます。メッセージなどありますか。
アスリートにとって、オリンピックに出られるか出られないかで、人生は変わってくる大きなイベントだと思います。悔いの残らないようなプレーをやりぬいて欲しいです。そうすれば、きっとメダルは取れると信じています!
それに、東京で開催されるタイミングで参加できるのは奇跡ですよね。自国開催ということで、注目度はすごく高いので、良い結果を残してもらって、9月に始まるWEリーグ開幕への弾みになってくれたら……という願いもあります。
――そして、今期に向かう岩清水さんとベレーザの近況も、お聞かせください。復帰初戦となった5月のプレシーズンマッチ、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦はいかがでしたか。
自分の身体が、まだ100%には戻っていなかったこともあり、少し緊張しました。WEリーグ開幕に向けては、もうちょっと自信を取り戻してプレーしたいです。
出産前から、WEリーグ初年度の目標に「息子と一緒にピッチへ入場する」を掲げています。息子と一緒に入場するためには、スタメンにならなくちゃいけない。若い選手との競争を勝ち抜いて、スタートからピッチに立てるように、今、モチベーションを高く保っています。
――岩清水選手と言えば、センターバックのイメージが強いのですが、今季は、ボランチでも、プレーされています。
メニーナ時代から、サイドバックを時々やったことがあるくらいで、ほぼセンターバックでしたからね……。いろんな経験をしましたが、ボランチでのプレーは新しい景色を見ている感覚です。この歳になってチャレンジするというのもなかなかないので、すごく楽しく、充実しています。
――ベレーザもいい状態ですね。アルビレックス新潟レディース戦では、まるで「異次元のサッカー」をしているように感じました。今季から体制が変わりましたが、何かサッカーの質が変わった部分などはありますか?
基本的には永田(雅人)ヘッドコーチに指導していただいています。求められるサッカーは変わっていないですが、メンバーが変わり、パーソナルの部分の特徴は変化がありましたね。代表活動もあり、チームの全体練習をやれる時間が短かいのは悩ましいですが、個々の実力は間違いなくあるので、準備期間が短くても、他との違いっていうのは見せていきたいですね。
――今季のベレーザのセールスポイント、ここを見てほしいという部分があれば教えて下さい。
北村菜々美選手が加入して、スピードのある選手が多く揃っているんです。前のポジションの選手を筆頭に、スピーディーなサッカーを見せられるんじゃないかと思います。小林里歌子選手は、相手を見ながらの判断、プレーも得意です。ゴールへ迫るパワー、スピードは、見ている方にも喜んでいただけるはずです。
――では、最後に、岩清水選手のWEリーグ初年度への目標を教えてください。個人的には、ベストイレブンへの復帰(なでしこリーグ時代に13回獲得)も、目指してほしいところです。
長くベストイレブンをいただいていた人間として、選出条件には、コンスタントに、長く、試合に出る必要があると感じているので、少し先の目標にします(笑)。現状としては、先ほど言ったように、子供と一緒に入場する。つまり、スタメンに選ばれるように頑張りたいです。
もちろん、WEリーグという女子プロリーグが初めてスタートを切る年。全11チームの選手たちが「プロ」として高い意識で戦っていく。そういったライバルと、いい試合をたくさん見せたい。全チーム・全選手で、WEリーグを盛り上げていくという気持ちを持って戦いたいです。
アスリートにとって、オリンピックに出られるか出られないかで、人生は変わってくる大きなイベントだと思います。悔いの残らないようなプレーをやりぬいて欲しいです。そうすれば、きっとメダルは取れると信じています!
それに、東京で開催されるタイミングで参加できるのは奇跡ですよね。自国開催ということで、注目度はすごく高いので、良い結果を残してもらって、9月に始まるWEリーグ開幕への弾みになってくれたら……という願いもあります。
――そして、今期に向かう岩清水さんとベレーザの近況も、お聞かせください。復帰初戦となった5月のプレシーズンマッチ、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦はいかがでしたか。
自分の身体が、まだ100%には戻っていなかったこともあり、少し緊張しました。WEリーグ開幕に向けては、もうちょっと自信を取り戻してプレーしたいです。
出産前から、WEリーグ初年度の目標に「息子と一緒にピッチへ入場する」を掲げています。息子と一緒に入場するためには、スタメンにならなくちゃいけない。若い選手との競争を勝ち抜いて、スタートからピッチに立てるように、今、モチベーションを高く保っています。
――岩清水選手と言えば、センターバックのイメージが強いのですが、今季は、ボランチでも、プレーされています。
メニーナ時代から、サイドバックを時々やったことがあるくらいで、ほぼセンターバックでしたからね……。いろんな経験をしましたが、ボランチでのプレーは新しい景色を見ている感覚です。この歳になってチャレンジするというのもなかなかないので、すごく楽しく、充実しています。
――ベレーザもいい状態ですね。アルビレックス新潟レディース戦では、まるで「異次元のサッカー」をしているように感じました。今季から体制が変わりましたが、何かサッカーの質が変わった部分などはありますか?
基本的には永田(雅人)ヘッドコーチに指導していただいています。求められるサッカーは変わっていないですが、メンバーが変わり、パーソナルの部分の特徴は変化がありましたね。代表活動もあり、チームの全体練習をやれる時間が短かいのは悩ましいですが、個々の実力は間違いなくあるので、準備期間が短くても、他との違いっていうのは見せていきたいですね。
――今季のベレーザのセールスポイント、ここを見てほしいという部分があれば教えて下さい。
北村菜々美選手が加入して、スピードのある選手が多く揃っているんです。前のポジションの選手を筆頭に、スピーディーなサッカーを見せられるんじゃないかと思います。小林里歌子選手は、相手を見ながらの判断、プレーも得意です。ゴールへ迫るパワー、スピードは、見ている方にも喜んでいただけるはずです。
――では、最後に、岩清水選手のWEリーグ初年度への目標を教えてください。個人的には、ベストイレブンへの復帰(なでしこリーグ時代に13回獲得)も、目指してほしいところです。
長くベストイレブンをいただいていた人間として、選出条件には、コンスタントに、長く、試合に出る必要があると感じているので、少し先の目標にします(笑)。現状としては、先ほど言ったように、子供と一緒に入場する。つまり、スタメンに選ばれるように頑張りたいです。
もちろん、WEリーグという女子プロリーグが初めてスタートを切る年。全11チームの選手たちが「プロ」として高い意識で戦っていく。そういったライバルと、いい試合をたくさん見せたい。全チーム・全選手で、WEリーグを盛り上げていくという気持ちを持って戦いたいです。