「僕の中でサッカーは楽しむもの」
まだ現役を続けている同世代の選手たちの存在も刺激になっています。負けられないという気持ちはありますけど、彼らが活躍すれば素直に嬉しいし、自分もそういうふうに思ってもらえるようにやっていきたいですね。
J1昇格に向けては、僕は常にこういう考え方なんですけど、目の前の試合や練習に対して、自分たちのやるべきことをやる、それが先につながると思っています。一つひとつの積み重ねですね。自分の今の年齢と同じように、気づいたらJ1に昇格していた、と。
チーム内でのポジション争いもありますが、まあ、焦る年齢でもありませんし、自分の力を示すことが大事で、自然体でやれれば。僕の中でサッカーは楽しむもの。その気持ちを持ちながらやっていけば、身体も気持ちものっていく。それこそが僕かなと思います。
サッカーを楽しむ姿勢を見せながら、チームには若い選手も多いので、自分が思ったことは口にするようにしていますし、何か聞かれれば自分の考えを伝えるようにしています。
ただ、最近の若い子はなかなか話しかけてこなかったりもするので、自分から行かないと孤立する一方です(笑)。話しかけるなオーラ? 出していないですよ(笑)。聞きにきてもらえれば嬉しいですし、それがコミュニケーションにもなりますからね。
J1昇格に向けては、僕は常にこういう考え方なんですけど、目の前の試合や練習に対して、自分たちのやるべきことをやる、それが先につながると思っています。一つひとつの積み重ねですね。自分の今の年齢と同じように、気づいたらJ1に昇格していた、と。
チーム内でのポジション争いもありますが、まあ、焦る年齢でもありませんし、自分の力を示すことが大事で、自然体でやれれば。僕の中でサッカーは楽しむもの。その気持ちを持ちながらやっていけば、身体も気持ちものっていく。それこそが僕かなと思います。
サッカーを楽しむ姿勢を見せながら、チームには若い選手も多いので、自分が思ったことは口にするようにしていますし、何か聞かれれば自分の考えを伝えるようにしています。
ただ、最近の若い子はなかなか話しかけてこなかったりもするので、自分から行かないと孤立する一方です(笑)。話しかけるなオーラ? 出していないですよ(笑)。聞きにきてもらえれば嬉しいですし、それがコミュニケーションにもなりますからね。
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余計な力は入っていない。まさに玉田が言うところの「自然体」でサッカーと向き合い、日々を過ごしているのだろう。
シーズンも間もなく折り返しとなる。ここから昇格レースはさらに本格化していくことになる。上昇曲線を描く長崎も、熾烈な争いに食い込んでくるはずだ。
守備は安定してきた。あとは攻撃面をどれだけ充実させられるか。
「バイタルエリアをいかに使うかは、ひとつ課題でもあります。そこが高まってくれば、良い位置でFKをもらえたりもする。良い距離感でのコンビネーションとかも加わってくれば、相手により脅威を与えられるようになる」
敵陣ゴール前で、多彩なアクションで、いかに迫力を持って攻められるか。百戦錬磨の玉田の出番だ。
※このシリーズ了
◆プロフィール
玉田圭司(たまだ・けいじ)/1980年4月11日生まれ、千葉県出身。173センチ・68キロ。AB型。入船SSC―市川カネヅカSC―習志野高―柏レイソル―名古屋グランパス―セレッソ大阪―名古屋グランパス―V・ファーレン長崎。イマジネーション溢れるプレーと、技巧的かつパンチ力ある左足が魅力の経験豊富なアタッカー。ワールドカップには06年、10年と2大会連続で出場し、06年のドイツ大会ではブラジル戦で1得点。今年41歳を迎えたが、非凡なテクニックとサッカーにかける情熱は衰えず。ピッチに立てば抜群の存在感で攻撃に“違い”をもたらす。
取材・構成●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
余計な力は入っていない。まさに玉田が言うところの「自然体」でサッカーと向き合い、日々を過ごしているのだろう。
シーズンも間もなく折り返しとなる。ここから昇格レースはさらに本格化していくことになる。上昇曲線を描く長崎も、熾烈な争いに食い込んでくるはずだ。
守備は安定してきた。あとは攻撃面をどれだけ充実させられるか。
「バイタルエリアをいかに使うかは、ひとつ課題でもあります。そこが高まってくれば、良い位置でFKをもらえたりもする。良い距離感でのコンビネーションとかも加わってくれば、相手により脅威を与えられるようになる」
敵陣ゴール前で、多彩なアクションで、いかに迫力を持って攻められるか。百戦錬磨の玉田の出番だ。
※このシリーズ了
◆プロフィール
玉田圭司(たまだ・けいじ)/1980年4月11日生まれ、千葉県出身。173センチ・68キロ。AB型。入船SSC―市川カネヅカSC―習志野高―柏レイソル―名古屋グランパス―セレッソ大阪―名古屋グランパス―V・ファーレン長崎。イマジネーション溢れるプレーと、技巧的かつパンチ力ある左足が魅力の経験豊富なアタッカー。ワールドカップには06年、10年と2大会連続で出場し、06年のドイツ大会ではブラジル戦で1得点。今年41歳を迎えたが、非凡なテクニックとサッカーにかける情熱は衰えず。ピッチに立てば抜群の存在感で攻撃に“違い”をもたらす。
取材・構成●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)