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【バイタルエリアの仕事人】vol.6 玉田圭司|「ミスしても全然いい」大事なのは自信を失わず、やり続けること

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年06月30日

1年勝負、1日1日の積み重ねで、気づけば41歳に

日本代表では72試合・16得点、ワールドカップには06年、10年大会に出場。名古屋時代にはJ1優勝など、豊富な実績の持ち主だ。(C)SOCCER DIGEST

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 周囲の状況をよく観察し、的確なポジションを取り、持ち前の高度な技術を生かして、ゴールへの道筋を立てる。そのうえで、相手の逆を突いたり、タイミングを外すような仕掛けも巧みだ。また、そうした作業を、良い意味ですっ飛ばす破壊力抜群の左足も大きな武器。なによりも、自分自身に対する揺るぎない自信や、さらなる高みを目指そうという貪欲な姿勢が、玉田圭司というフットボーラーの核となっている。

――◆――◆――

 自分の力はまだまだ。向上心を持ってやっていますし、見ている人が「これするだろうな」と思ったとき、予想を上回るプレーをすれば、より大きな感動が生まれる。それがサッカーの醍醐味ですよね。意外性。期待を裏切る。それこそがサッカーだと思っています。

 左足のキックも、ひとつのストロングポイント。シュートには自信がありますし、常にゴールを狙う意識は、もっと強く持たなければいけない。

 今年41歳。若い時に、何歳までやりたいとか、自分のプレースタイル的に何歳まで現役を続けているんだろうなとか、考えたことはなかった。でも、自分に自信を持っていますし、この選手にはかなわないとか、ここでやっていても足かせになっているのではないかと思ったら、辞めていたと思います。
 
 あと何年とか、何歳までとかではなく、1日1日を大事にしていますし、1年勝負でやっているので。それを積み重ねていった結果、いつの間にか41歳になっていたという感じですね。

 身体のメンテナンスについては、めちゃくちゃ大変だと思っていないんですよ。大変だと感じれば、気持ちの持ち方も違ってくる。食事に関しては、まったく関与していないというか、なにも考えずに食べています。なので、妻に感謝しかないですね。妻がいなかったら、とっくに身体はボロボロになっていたかもしれないです。

 もちろん、食事はある程度、制限はしていますけど、これは食べちゃいけないとか、揚げ物は絶対に食べないとか、そういうのはまったくないです。制限をすることで、逆にストレスで身体がおかしくなると自分は思っているので。ストレスが最大の敵ですよ。
 
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