東京五輪登録メンバー18人を予想!
●杉崎氏が選んだ東京五輪代表18名
GK 大迫敬介、谷晃生
DF 吉田麻也、冨安健洋、酒井宏樹、橋岡大樹、板倉滉、中山雄太
MF 田中碧、遠藤航、旗手怜央、相馬勇紀、三笘薫、久保建英、堂安律、三好康児
FW 上田綺世、田川亨介
東京五輪では準決勝から決勝までが中3日で、それ以外が中2日と非常にハードなスケジュールとなっています。そのうえで、各ポジションには2選手を置きたいところです。しかし18人に絞らなければいけないなかで、複数のポジションをこなせて、なおかつ体力に自信のある選手が優先される可能性もあります。
また、各ポジションにはなるべく違うタイプの違う選手を置いておきたいはず。試合の中では、得点が奪えない時間帯もあるでしょうし、守り切りたい状況も生まれるでしょう。そのときに途中から入る選手のタイプを変えて、問題を解決していくことを考えると、同じようなタイプは選ばないのではないでしょうか。
システム変更にすぐさま対応できるという点も大切です。ジャマイカ戦では途中からシステムを3-4-3に変更しました。様々なオプションに対応できる18人がサバイバルを生き残ると見ています。
OAの3選手は直近の2試合のパフォーマンスを見ても、リーダーシップや、周囲の選手に球際の「基準」を見せつけていました。この3人に合わせられないといけません。
私の個人的な予想ですが、現在のOA3人に加えて田中選手、久保選手、堂安選手の6人はファーストチョイスであると予想しています。ボランチの遠藤航選手とのコンビは、田中選手がベストでしょう。ここのバックアッパーとして、CBとサイドバックもできる中山選手と板倉滉選手を選びました。
トップ下の久保選手の代わりとなる選手がいないのも難しい部分ではありますが、ここのセカンドチョイスとして三好康児選手を入れました。三好選手はトップ下もできますし、右の堂安選手のポジションもできます。また、3-4-3でのシャドーにも対応可能。トップ下として違いを生み出せる能力のある選手だと思っています。
FWに関しては上田選手が最有力。もうひとりについて、前田選手や林大地選手らがいると思いますが、彼らはスペースがあって生きるタイプ。例えば引かれた相手に対してターゲットを増やしたいケースでは選択が難しい。ジャマイカ戦でも前田選手のスピードを生かした攻撃は数少なかった。そういった意味で、上田選手がいなかった時に1トップを務め、FC東京では右ウイングで使われていることも踏まえて、「右」でのプレーも可能な田川選手が選ばれるのではと予想しました。
GK 大迫敬介、谷晃生
DF 吉田麻也、冨安健洋、酒井宏樹、橋岡大樹、板倉滉、中山雄太
MF 田中碧、遠藤航、旗手怜央、相馬勇紀、三笘薫、久保建英、堂安律、三好康児
FW 上田綺世、田川亨介
東京五輪では準決勝から決勝までが中3日で、それ以外が中2日と非常にハードなスケジュールとなっています。そのうえで、各ポジションには2選手を置きたいところです。しかし18人に絞らなければいけないなかで、複数のポジションをこなせて、なおかつ体力に自信のある選手が優先される可能性もあります。
また、各ポジションにはなるべく違うタイプの違う選手を置いておきたいはず。試合の中では、得点が奪えない時間帯もあるでしょうし、守り切りたい状況も生まれるでしょう。そのときに途中から入る選手のタイプを変えて、問題を解決していくことを考えると、同じようなタイプは選ばないのではないでしょうか。
システム変更にすぐさま対応できるという点も大切です。ジャマイカ戦では途中からシステムを3-4-3に変更しました。様々なオプションに対応できる18人がサバイバルを生き残ると見ています。
OAの3選手は直近の2試合のパフォーマンスを見ても、リーダーシップや、周囲の選手に球際の「基準」を見せつけていました。この3人に合わせられないといけません。
私の個人的な予想ですが、現在のOA3人に加えて田中選手、久保選手、堂安選手の6人はファーストチョイスであると予想しています。ボランチの遠藤航選手とのコンビは、田中選手がベストでしょう。ここのバックアッパーとして、CBとサイドバックもできる中山選手と板倉滉選手を選びました。
トップ下の久保選手の代わりとなる選手がいないのも難しい部分ではありますが、ここのセカンドチョイスとして三好康児選手を入れました。三好選手はトップ下もできますし、右の堂安選手のポジションもできます。また、3-4-3でのシャドーにも対応可能。トップ下として違いを生み出せる能力のある選手だと思っています。
FWに関しては上田選手が最有力。もうひとりについて、前田選手や林大地選手らがいると思いますが、彼らはスペースがあって生きるタイプ。例えば引かれた相手に対してターゲットを増やしたいケースでは選択が難しい。ジャマイカ戦でも前田選手のスピードを生かした攻撃は数少なかった。そういった意味で、上田選手がいなかった時に1トップを務め、FC東京では右ウイングで使われていることも踏まえて、「右」でのプレーも可能な田川選手が選ばれるのではと予想しました。

Jリーグ優勝クラブで活動していたアナリストの杉崎健氏。Twitter(https://twitter.com/suzakken)やオンラインサロン(https://community.camp-fire.jp/projects/view/356767)などでも活動中。
【著者プロフィール】
杉崎健(すぎざき・けん)/1983年6月9日、東京都生まれ。Jリーグの各クラブで分析を担当。2017年から2020年までは、横浜F・マリノスで、アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として、チームや対戦相手を分析するアナリストを務め、2019年にクラブの15年ぶりとなるJ1リーグ制覇にも大きく貢献。現在は「日本代表のW杯優勝をサポートする」という目標を定め、プロのサッカーアナリストとして活躍している。Twitterやオンラインサロンなどでも活動中。
◇主な来歴
ヴィッセル神戸:分析担当(2014~15年)
ベガルタ仙台:分析担当(2016年)
横浜F・マリノス:アナリスト(2017年~20年)
◇主な実績
2017年:天皇杯・準優勝
2018年:ルヴァンカップ・準優勝
2019年:J1リーグ優勝
【PHOTO】U-24日本4-0ジャマイカ|五輪メンバー発表前最後の試合は遠藤航、久保らのゴールでジャマイカを相手に4発快勝!
【PHOTO】圧巻の股抜きシュートで先制ゴール!久保建英を特集!
【PHOTO】豊田スタジアムに駆けつけた日本代表サポーターを特集!
杉崎健(すぎざき・けん)/1983年6月9日、東京都生まれ。Jリーグの各クラブで分析を担当。2017年から2020年までは、横浜F・マリノスで、アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として、チームや対戦相手を分析するアナリストを務め、2019年にクラブの15年ぶりとなるJ1リーグ制覇にも大きく貢献。現在は「日本代表のW杯優勝をサポートする」という目標を定め、プロのサッカーアナリストとして活躍している。Twitterやオンラインサロンなどでも活動中。
◇主な来歴
ヴィッセル神戸:分析担当(2014~15年)
ベガルタ仙台:分析担当(2016年)
横浜F・マリノス:アナリスト(2017年~20年)
◇主な実績
2017年:天皇杯・準優勝
2018年:ルヴァンカップ・準優勝
2019年:J1リーグ優勝
【PHOTO】U-24日本4-0ジャマイカ|五輪メンバー発表前最後の試合は遠藤航、久保らのゴールでジャマイカを相手に4発快勝!
【PHOTO】圧巻の股抜きシュートで先制ゴール!久保建英を特集!
【PHOTO】豊田スタジアムに駆けつけた日本代表サポーターを特集!