• トップ
  • ニュース一覧
  • 【ポジション別検証|CB編】別格の吉田&冨安コンビ。3番手に浮上したのは…。ロシア組も加わり激戦区に

【ポジション別検証|CB編】別格の吉田&冨安コンビ。3番手に浮上したのは…。ロシア組も加わり激戦区に

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年06月06日

U-24世代にも候補者が続々。環境の変化や目覚ましい進化があれば

 ただ、やはり重圧の修羅場をくぐった回数を考えてみると、どうしても昌子には叶わない。そのマイナス面を30代になった谷口がどう補っていくかは興味深い点。それは年代別代表で世界大会を経験していない中谷や畠中にしても同様だ。昌子の場合、直近1年間はJリーグを主戦場にしているが、フランス1部でパリ・サンジェルマンやリヨンといった強豪にコテンパンに叩かれた経験もあり、世界トップレベルを体感しているのが強み。その感覚を取り戻せれば、最終予選では常連組に復帰できる。その可能性を7日のタジキスタン戦(吹田)から強く印象づけることが肝要だ。

 こうした候補者以外にも、U-24のマルチロール・中山雄太(ズウォーレ)や今年からベルギー参戦を果たした橋岡大樹(シント=トロイデン)、190㎝の長身レフティ・町田浩樹(鹿島)、年代別代表のエリート・瀬古歩夢(C大阪)など虎視眈々と下克上を狙う若手も控えている。彼らが最終予選、カタールW杯で主力を張るには少し時間が足りないが、急激な環境の変化や目覚ましい進化があれば、どこかで食い込んでくることもないとは言えない。
 

 ただいずれにしても、当面は吉田&冨安のCBコンビが鉄板であることに変わりはない。6月の残されたA代表3戦、U-24のジャマイカ戦は最終予選メンバーに食い込む選手の絞り込みの場とも言える。そこで強烈なインパクトを示す人材が出てくることを楽しみにしつつ、まずはタジキスタン戦からチェックしたい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

【関連記事】
【ポジション別検証】ボランチ編|遠藤&守田が鉄板コンビに。柴崎復権、橋本や田中碧らの定位置奪取は?
【ポジション別検証|攻撃的MF編】南野、伊東との好連係で2列目キーマンに浮上の鎌田。久保らU-24世代の台頭は?
【ポジション別検証|サイドバック編】室屋、菅原らが台頭の右SBとは対照的に、左の長友の後継者は?
【ポジション別検証|FW編】強豪国には欧州1部リーグで活躍するFWが存在…求められる大迫の個の進化と、後続の追い上げ
【セルジオ越後】もう一回A代表と戦った方がよかった。協会はガーナに文句の一つでも言うべき

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ