「トップ下に入ってからは、自分がチームを勝たせる意識が付いてきた」
昨季までは自分の適正ポジションに悩むこともあったが、もう迷いはない。
いまでは「前のポジションをやったほうがいい」と言い切り、今大会前も有村圭一郎監督に2列目での起用を直訴するほど、手応えを得ている。「自分はチームのバランスを考えて勝つためにプレーして、師王が得点を取るためにやっていた。だけど、トップ下に入ってからは自分がチームを勝たせる意識が付いてきたので、本当に良かった」とは本人の言葉。常に大迫を気にかけてきた指揮官もその成長に目を細め、さらなる期待を寄せる。
いまでは「前のポジションをやったほうがいい」と言い切り、今大会前も有村圭一郎監督に2列目での起用を直訴するほど、手応えを得ている。「自分はチームのバランスを考えて勝つためにプレーして、師王が得点を取るためにやっていた。だけど、トップ下に入ってからは自分がチームを勝たせる意識が付いてきたので、本当に良かった」とは本人の言葉。常に大迫を気にかけてきた指揮官もその成長に目を細め、さらなる期待を寄せる。
「大迫は今大会もいろんな葛藤を抱えていましたが、『前のポジションでやってみたい』と本人も話していた。後ろに下げるのは簡単だし、チームの勝敗も大事ですけど、本人が希望した2列目のポジションで最後までやらせたんです。これで本人も吹っ切れたと思います」
良い意味で我の強さが出てきた大迫。持ち前の技術力に得点力が加わった注目株が、夏の大舞台で主役を担う可能性は十分にある。
取材・文●松尾祐希
【PHOTO】2021年の高校サッカー界を彩る主な注目株を写真でチェック!~九州編
良い意味で我の強さが出てきた大迫。持ち前の技術力に得点力が加わった注目株が、夏の大舞台で主役を担う可能性は十分にある。
取材・文●松尾祐希
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