【FC東京】勝負強さが試された浦和戦で惨敗。満身創痍の武藤には休養が必要だ

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2015年05月17日

ズルズルと黒星を重ねるようだと、昨季の勝負弱いFC東京に逆戻り。

前節の鹿島戦に続き敗戦。精神的なダメージが伴うだろう連敗を乗り越え、ここから這い上がれるか。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 次節からどのメンバーで臨むにしても、ここから這い上がれるかは見物だ。シーズン序盤、高橋にインタビューした際、「残り5試合くらいで上位にいても、意味がありません。重要なのは最後にどの順位にいるかです」と言っていた。
 
 ズルズルと黒星を重ねるようなら、勝負弱いと言われていた昨季のFC東京に逆戻りである。残る対戦相手は、名古屋(14節・5月23日/ホーム)、柏(15節・5月30日/柏)、松本(15節・6月7日/アウェー)、鳥栖(16節・6月20日/アウェー)、清水(17節・6月27日/ホーム)と曲者揃いだが、逆転優勝を狙うなら全勝あるのみだ。
 
 たとえ逆転優勝できなくてもラスト1節まで覇権争いに加われれば、その経験が第2ステージに活かされるはずだ。後退か、再浮上か――。とことん結果にこだわってきたマッシモトーキョーの真価が問われるのは、むしろここからかもしれない。
 
 今季は「とりあえずゼロに抑える」をモットーに、とことん結果にこだわってきた。そのこだわってきた結果が仮に出なければ、残るのはきっと虚しさだけである。そうならないためにも、全勝あるのみだ。まだ見ぬFC東京の底力に期待したい。
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【J1採点&寸評】1stステージ・12節|全9カードの出場選手&監督を現地取材記者が評価
【J1採点&寸評】浦和×FC東京|関根が躍動し、“もうひとりの”武藤が1ゴール! 浦和がホーム6連勝を飾る
【提言コラム】若き有望株「久保建英」がバルサから東京へ――未来の「宝」をどう見守るべきか
【日本代表】武藤嘉紀|右足を負傷。超えるべきライバルがいるなかで予期せぬアクシデント
2015 J1 1stステージ日程【7節~12節】
【FC東京】浦和撃破に必要な“3本目の矢”を担うのは復調の気配漂わす前田か?
【J1】首位攻防戦は浦和が完勝! ゴールラッシュでFC東京をねじ伏せる

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ