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日本が優秀なGKを育てるためには何が必要なのか?「ファン・デル・サルは12歳、レーマンも11歳までは…」

カテゴリ:連載・コラム

加部 究

2021年04月20日

「正しい技術を教えて、憧れの対象になるようなGKを育てることが大切だ」

ペイトン氏は今後、長年培ってきた経験や知識を日本で広めていきたいという。写真:相生学院高校サッカー部提供

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 欧米と日本の相対的な身長差は、それほど危惧していない。もちろん19歳男子の平均身長でトップのオランダに比べれば12センチほど小さいが、Jリーグに多くのGKを輩出している韓国とは3~4センチほどの差しかない。

「日本はとても人口の多い国だし、日本人も少しずつ大きくなってきていて身体能力も悪くない。それよりまず正しい技術を教えて、憧れの対象になるようなGKを育てることが大切だと思う」

 ペイトン自身にも、多くの憧れのGKがいた。旧くは「黒クモ」の異名を取り、世界最高の名手と言われたレフ・ヤシン(旧ソ連)。20年以上も北アイルランド代表のゴールを守り、スパーズやアーセナルなどで活躍し続けたパット・ジェニングス。3度のワールドカップでイングランドのゴールを守り続けたピーター・シルトン。40歳でワールドカップを手にしたユベントスの守護神ディノ・ゾフ……。

「リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドが現われれば、アルゼンチンやポルトガルの子どもたちは、みんなストライカーになりたいと願うだろう? それと同じさ。日本に世界に誇れるようなGKが誕生すれば、やりたいと思う子どもも増えるはずだよ」

 次回は難しく特殊なポジションだというGKの魅力について、ペイトンに語ってもらう。
(文中敬称略)

■プロフィール
ジェリー・ペイトン
1956年5月20日生まれ、英国バーミンガム生まれ。現役時代はバーンリーでキャリアを開始し、フルアム、ボーンマス、エバートン、ウェストハムなどで活躍。アイルランド代表としては33試合に出場し、90年ワールドカップのアイルランド8強メンバーのひとり。94年に引退後は指導者に転身し、95年~97年に磐田、97~98年に神戸、2018~19年には清水で指導にあたる。アーセン・ヴェンゲルが指揮を執ったアーセナルでは、2003~18年まで15年にわたりGKコーチを務めた。またイングランドでは、エミリアーノ・マルティネス(現アストン・ビラ)を育てたのが最後の仕事だった。現在は兵庫県の淡路島を活動拠点とする相生学院高サッカー部のアドバイザーを務める。

※第3回に続く。次回は4月21日に公開します。

取材・文●加部 究(スポーツライター)
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