バルセロナ――ノーゴールに終わったメッシの評価は?

[警告]R・マドリー=ナチョ(69分)、カゼミーロ(89、90分)
バルセロナ=ペドリ(23分)、アラウホ(26分)、ジョルディ(84分)、ピケ(94分)
[退場]R・マドリー=カゼミーロ
[MAN OF THE MATCH]ベンゼマ
【バルセロナ|採点・寸評】
チーム 5
モドリッチ、クロース、カゼミーロの中盤トリオ、L・バスケスとバルベルデのドブレラ・テラル、メンディの第3CBとしての振る舞い、ヴィニシウスのスプリント、ベンゼマの前線での牽引…。各選手が見事に自らの役割を果たしたマドリーを相手に後手後手に回り、ミンゲサの得点後の猛攻も及ばなかった。
[GK]
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6
2失点ともノーチャンス。むしろ決まっていれば3点目となったL・バスケスのシュートをビッグセーブで阻止したプレーを評価したい。
[DF]
28 オスカル・ミンゲサ 6.5
前半はヴィニシウスのスピードに苦しんだ。そのブラジル人FWのプレーの精度がもっと高ければ、早々に試合が決まっていた可能性もあった。後半は攻撃で存在感を発揮。得点の場面も、難しいシュートを決めたフィニッシュはもちろん、DFでありながらしっかりゴール前でポジション取りできるところが素晴らしい。
4 ロナルド・アラウホ 5.5(72分OUT)
ヴィニシウスが出したボールをぎりぎりで蹴り出してベンゼマのシュートを阻止した65分のプレーは高評価。全体的には他のDFと同様にスペースのケアに苦戦した。
15 クレマン・ラングレ 5
ピケが欠場する中、最終ラインでリーダーシップを発揮しなければならない立場だが、低空飛行が続く今シーズンそのままのプレーに終始。対人戦、スピードともに劣勢を強いられ、若いアラウホ、ミンゲサをサポートする存在にもなれなかった。
チーム 5
モドリッチ、クロース、カゼミーロの中盤トリオ、L・バスケスとバルベルデのドブレラ・テラル、メンディの第3CBとしての振る舞い、ヴィニシウスのスプリント、ベンゼマの前線での牽引…。各選手が見事に自らの役割を果たしたマドリーを相手に後手後手に回り、ミンゲサの得点後の猛攻も及ばなかった。
[GK]
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6
2失点ともノーチャンス。むしろ決まっていれば3点目となったL・バスケスのシュートをビッグセーブで阻止したプレーを評価したい。
[DF]
28 オスカル・ミンゲサ 6.5
前半はヴィニシウスのスピードに苦しんだ。そのブラジル人FWのプレーの精度がもっと高ければ、早々に試合が決まっていた可能性もあった。後半は攻撃で存在感を発揮。得点の場面も、難しいシュートを決めたフィニッシュはもちろん、DFでありながらしっかりゴール前でポジション取りできるところが素晴らしい。
4 ロナルド・アラウホ 5.5(72分OUT)
ヴィニシウスが出したボールをぎりぎりで蹴り出してベンゼマのシュートを阻止した65分のプレーは高評価。全体的には他のDFと同様にスペースのケアに苦戦した。
15 クレマン・ラングレ 5
ピケが欠場する中、最終ラインでリーダーシップを発揮しなければならない立場だが、低空飛行が続く今シーズンそのままのプレーに終始。対人戦、スピードともに劣勢を強いられ、若いアラウホ、ミンゲサをサポートする存在にもなれなかった。
[MF]
2 セルジーニョ・デスト 4.5(HT OUT)
ヴィニシウスのスピードに手を焼くなど、守備力の欠如を露呈し、繰り返し相手の左サイドの突破を許す要因に。クロースのFKに背を向けたのもいただけない。得意の攻撃面でも高い位置取りをしていたが、後半のミンゲサのような効果的なプレーを見せられず。攻守に精彩を欠いた。
5 セルヒオ・ブスケッツ 5
近年、ハイテンポな試合ではなかなか持ち味を発揮することができない傾向が続いているが、それを再び露呈するパフォーマンスに。ボール奪取においても組み立てにおいても存在感は希薄だった。
21 フレンキー・デヨング 6(64分OUT)
後半開始と同時のシステム変更に伴いパフォーマンスを高め、チームの反撃をサポートした。特にビルドアップの局面での貢献が光る。前半、他のMF陣と同様に相手の攻勢を許したのはマイナス印象。
18 ジョルディ・アルバ 5.5
ミンゲサのゴールをアシストした一方で、守備ではバルベルデにあっさり抜かれ、先制点の原因となった。L・バスケスが負傷退場していなければもっと苦しんでいただろう。ブスケッツと同様、こういった試合では弱点が浮き彫りとなる。
10 リオネルメッシ 6.5
劣勢を強いられる中でも、リーダーシップを発揮。相手の堅守にてこずりゴールは奪えなかったが、サイドに展開したり、決定的なパスを繰り出したり、ゲームメーカーとして攻撃を引っ張った。バルサの中では一番の評価。
16 ペドリ 5.5(81分OUT)
巧みにボールを捌き、周囲と何度もパス交換することで攻撃のリズムを作ろうとした。前回のクラシコよりもパフォーマンスは良かったが、マドリーの強力な中盤を向こうに回していつものようなプレゼンスは披露できず。厳しいゲームを強いられた。
2 セルジーニョ・デスト 4.5(HT OUT)
ヴィニシウスのスピードに手を焼くなど、守備力の欠如を露呈し、繰り返し相手の左サイドの突破を許す要因に。クロースのFKに背を向けたのもいただけない。得意の攻撃面でも高い位置取りをしていたが、後半のミンゲサのような効果的なプレーを見せられず。攻守に精彩を欠いた。
5 セルヒオ・ブスケッツ 5
近年、ハイテンポな試合ではなかなか持ち味を発揮することができない傾向が続いているが、それを再び露呈するパフォーマンスに。ボール奪取においても組み立てにおいても存在感は希薄だった。
21 フレンキー・デヨング 6(64分OUT)
後半開始と同時のシステム変更に伴いパフォーマンスを高め、チームの反撃をサポートした。特にビルドアップの局面での貢献が光る。前半、他のMF陣と同様に相手の攻勢を許したのはマイナス印象。
18 ジョルディ・アルバ 5.5
ミンゲサのゴールをアシストした一方で、守備ではバルベルデにあっさり抜かれ、先制点の原因となった。L・バスケスが負傷退場していなければもっと苦しんでいただろう。ブスケッツと同様、こういった試合では弱点が浮き彫りとなる。
10 リオネルメッシ 6.5
劣勢を強いられる中でも、リーダーシップを発揮。相手の堅守にてこずりゴールは奪えなかったが、サイドに展開したり、決定的なパスを繰り出したり、ゲームメーカーとして攻撃を引っ張った。バルサの中では一番の評価。
16 ペドリ 5.5(81分OUT)
巧みにボールを捌き、周囲と何度もパス交換することで攻撃のリズムを作ろうとした。前回のクラシコよりもパフォーマンスは良かったが、マドリーの強力な中盤を向こうに回していつものようなプレゼンスは披露できず。厳しいゲームを強いられた。