【G大阪&浦和】勝敗を分けたもの――今野「サポートが不足」vs那須「ラインを下げない」

カテゴリ:Jリーグ

2015年05月02日

ノーゴールに終わった宇佐美。史上5人目の快挙ならず。

シュート2本に終わった宇佐美(39)。終盤のチャンスで放ったシュートは、無情にもGK西川の好守に阻まれた。 写真:田中研治

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「同一クラブでの連続試合得点ランキング(J1通算)」の表。宇佐美はクラブタイの6試合連続ゴールで記録がストップした。

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 最後に、注目を集めていた宇佐美について言及したい。クラブ新記録の7試合連続ゴールがかかり、もし決めていれば「同一クラブでの連続試合得点ランキング(J1)」で史上5人目の快挙だった(表を参照)。
 
 果たして、シュートは2本に終わり、見せ場と言えば終盤に放ったシュートのみ。今野は「貴史を責めるのはよくない」と同情を寄せる。
 
「今日は貴史に良いボールを供給できなかった。前線で待っていて、フリーになったところで足もとに付けたり、スルーパスを出せなかった」
 
 浦和に上手く分断された結果でもあるが、G大阪は前線までボールを運べず、宇佐美とパトリックが孤立していた感は否めない。ただそれでも、今野は「貴史のファンとして」とエースに注文をつけるのである。
 
「最後の決定的なチャンスは決めてほしかった。貴史なら決められたはず。あのコースは(西川)周作なら止めるし、東口でも止めている」
 
 愛情の裏返しとも言える手厳しいコメントだが、宇佐美とはそれだけ期待を寄せたくなる男なのである。

取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト)

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