• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】大黒柱・遠藤航のパートナーは誰に? 柴崎岳の不在でボランチ陣の選手層拡大は急務

【日本代表】大黒柱・遠藤航のパートナーは誰に? 柴崎岳の不在でボランチ陣の選手層拡大は急務

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年03月25日

U-24代表では中山、田中碧が存在感を発揮

 彼らA代表組に比べると、U-24代表組の中山雄太(ズヴォレ)の方が森保ジャパン経験は豊富。2020年10・11月の欧州遠征4試合でもコンスタントにプレーし、ボランチでも存在感を発揮している。現状では遠藤航、柴崎に続く位置にいると言っていいだろう。今回のU-24代表ではキャプテンとしてチームをリードし、4か月後に迫った東京五輪で金メダルに向かえる体制作りをすることが先決だが、最終予選以降は中山が軸のひとりになる可能性は大いにあるだろう。

 2019年のE-1選手権(釜山)経験者の田中碧(川崎)と田中駿汰(札幌)も近未来のA代表ボランチ有力候補と目される。とりわけ昨季Jリーグベストイレブンの田中碧は凄まじい成長曲線を辿っていて、攻守両面でダイナミックさを発揮している。彼らに加えてセンターバックと両方をこなせる板倉滉(フローニンゲン)もいて、東京五輪世代のポテンシャルは高い。彼らが控えていることを考えると、今回A代表に呼ばれたボランチ陣は「ここでダメならもう先はない」というくらいの危機感を持って取り組む必要がある。

 まずは日韓戦スタメンが濃厚と見られる守田が遠藤航と組んでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。その一挙手一投足を確実にチェックすることがサバイバルの第一歩だ。「ボランチの手薄感」を払拭するような仕事ぶりを大いに期待したい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
【関連記事】
【森保ジャパン最新序列】初招集8人の立ち位置は?楽しみな中盤2列目のアピール合戦
【日本代表】最前線は絶対的1トップの大迫勇也が苦境…カタールW杯までに頭角を表わすのは誰?
【日本代表】長友、酒井宏の未招集で浮き彫りになったサイドバックの人材難。誰が頭角を現わすのか?
【U-24日本代表最新序列】2列目のファーストチョイスは久保、堂安、三笘か?最激戦区となったのは…
【セルジオ越後】日本代表に国内組を多数招集も川崎からは一人だけ!? 期待して見たい選手は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月19日号
    6月5日発売
    クラブワールドカップ2025
    出場32チーム選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ