田代は「飛ばずとも勝てるエアバトラー」
ではここからトップ3です。
3位は、元名古屋、元浦和レッズ、元京都サンガの【田中マルクス闘莉王】選手です。
彼の場合はヘディングの技術が非常に高かっただけでなく、空中で止まれる滞空時間の長さも特徴的で、ヘディングしなくていいと思ったときには胸トラップをするなど、エアバトラーとしてはバリエーションが豊富でした。日本代表のときは本当に頼もしいセンターバックでしたね!
2位は、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪で一緒に戦った【田代有三】選手です。意外でしたか?? めちゃくちゃ強かったですよ!
身長は180センチちょっとでしたが、どんなに強力なDFが相手でも怯むことなく、空中戦のことごとくをモノにしていました。ブラジル人選手の誰もがビックリするほどの跳躍力! 彼もまた、ヘディングしなくても胸トラップができてしまう選手でしたね。相手DFがヘディングしようと頭を振ったら、そこに田代選手のお尻があった、というのはひとつの逸話です。そのときも胸トラップをしていましたからね。高さだけでなく、飛ぶ前の駆け引きにも長けている。飛ばずとも勝てるエアバトラー、と表現してもいいかもしれません。
3位は、元名古屋、元浦和レッズ、元京都サンガの【田中マルクス闘莉王】選手です。
彼の場合はヘディングの技術が非常に高かっただけでなく、空中で止まれる滞空時間の長さも特徴的で、ヘディングしなくていいと思ったときには胸トラップをするなど、エアバトラーとしてはバリエーションが豊富でした。日本代表のときは本当に頼もしいセンターバックでしたね!
2位は、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪で一緒に戦った【田代有三】選手です。意外でしたか?? めちゃくちゃ強かったですよ!
身長は180センチちょっとでしたが、どんなに強力なDFが相手でも怯むことなく、空中戦のことごとくをモノにしていました。ブラジル人選手の誰もがビックリするほどの跳躍力! 彼もまた、ヘディングしなくても胸トラップができてしまう選手でしたね。相手DFがヘディングしようと頭を振ったら、そこに田代選手のお尻があった、というのはひとつの逸話です。そのときも胸トラップをしていましたからね。高さだけでなく、飛ぶ前の駆け引きにも長けている。飛ばずとも勝てるエアバトラー、と表現してもいいかもしれません。
そして1位は、ベスト3の3人のなかで迷いましたが、最終的には鉄人を選びました。元東京V、元横浜F・マリノスの【中澤佑二】選手です。
日本代表のときには、負けてるシーンを見た記憶がないですね。滞空時間の長さ、ヘディングできる空間の幅の広さ、空中のゾーンの守れる範囲の広さ……そのすべてがずば抜けていました。CK&FKでは、中村俊輔選手とのホットラインからゴールを荒稼ぎしていましたね。守備だけでない、あの得点センスも特筆に値します。攻守両面、「苦しいときの中澤佑二!」。あれほど凄い選手と一緒にプレーできた経験は、自分の財産です。
かなり独断と偏見の色を出した10人でしたが、いかがでしたでしょうか。みなさんも納得感はあったはず! と信じています。何人か抜けている選手もいると思いますが、基本的に対戦した選手やチームメイトからの選出で、ずっと海外で活躍し続けていて絡めなかった選手は選外にしましたので、ご理解くださいね。
次はどんな10人がお望みでしょうか。みなさんのご要望をお待ちしております!
<了>
橋本英郎
【PHOTO】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28人の名手が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
PROFILE
はしもと・ひでお/1979年5月21日生まれ、大阪府大阪市出身。ガンバ大阪の下部組織で才能を育まれ、1998年にトップ昇格。練習生からプロ契約を勝ち取り、やがて不動のボランチとして君臨、J1初制覇やアジア制覇など西野朗体制下の黄金期を支えた。府内屈指の進学校・天王寺高校から大阪市立大学に一般入試で合格し、卒業した秀才。G大阪を2011年に退団したのちは、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、AC長野パルセイロ、東京ヴェルディでプレー。2019年からJFLのFC今治に籍を置き、入団1年目で見事チームをJ3昇格に導く立役者のひとりとなった。日本代表はイビチャ・オシム政権下で重宝され、国際Aマッチ・15試合に出場。現在はJリーガーとして奮闘する傍ら、サッカースクールの主宰やヨガチャリティー開催など幅広く活動中だ。Jリーグ通算/465試合・21得点(うちJ1は339試合・19得点/2021年3月23日現在)。173センチ・68キロ。血液型O型。
日本代表のときには、負けてるシーンを見た記憶がないですね。滞空時間の長さ、ヘディングできる空間の幅の広さ、空中のゾーンの守れる範囲の広さ……そのすべてがずば抜けていました。CK&FKでは、中村俊輔選手とのホットラインからゴールを荒稼ぎしていましたね。守備だけでない、あの得点センスも特筆に値します。攻守両面、「苦しいときの中澤佑二!」。あれほど凄い選手と一緒にプレーできた経験は、自分の財産です。
かなり独断と偏見の色を出した10人でしたが、いかがでしたでしょうか。みなさんも納得感はあったはず! と信じています。何人か抜けている選手もいると思いますが、基本的に対戦した選手やチームメイトからの選出で、ずっと海外で活躍し続けていて絡めなかった選手は選外にしましたので、ご理解くださいね。
次はどんな10人がお望みでしょうか。みなさんのご要望をお待ちしております!
<了>
橋本英郎
【PHOTO】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28人の名手が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
PROFILE
はしもと・ひでお/1979年5月21日生まれ、大阪府大阪市出身。ガンバ大阪の下部組織で才能を育まれ、1998年にトップ昇格。練習生からプロ契約を勝ち取り、やがて不動のボランチとして君臨、J1初制覇やアジア制覇など西野朗体制下の黄金期を支えた。府内屈指の進学校・天王寺高校から大阪市立大学に一般入試で合格し、卒業した秀才。G大阪を2011年に退団したのちは、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、AC長野パルセイロ、東京ヴェルディでプレー。2019年からJFLのFC今治に籍を置き、入団1年目で見事チームをJ3昇格に導く立役者のひとりとなった。日本代表はイビチャ・オシム政権下で重宝され、国際Aマッチ・15試合に出場。現在はJリーガーとして奮闘する傍ら、サッカースクールの主宰やヨガチャリティー開催など幅広く活動中だ。Jリーグ通算/465試合・21得点(うちJ1は339試合・19得点/2021年3月23日現在)。173センチ・68キロ。血液型O型。