【選手権予選】波乱&劇的ドラマが続出! 青森山田、前橋商、神村、創成館など新たに10校が本大会へ名乗り。そして桐光vs日藤の結末は…
カテゴリ:高校・ユース・その他
2020年11月08日
桐光学園と日大藤沢の一戦はPK戦の末、前者に軍配!
兵庫の決勝では、初出場を狙う三田学園の夢を打ち砕き、神戸弘陵が2連覇を飾った。先制点を奪ったのは前半10分、松野が距離のあるFKを直接ゴールに叩き込む。その後も松野を中心にチャンスを作り出すと、後半24分にはCK後の混戦から田中百が押し込んで追加点を奪う。その後も主導権を握り、試合終了間際にも白山のゴールで加点した神戸弘陵が3-0で快勝。2年連続11回目の本大会出場を決めている。
福井商と丸岡が激突した福井の決勝は、3連覇を狙う後者に軍配が上がった。前半に飯田のハンドで与えたPKを2年生エースの中津に決められ先制を許したものの、後半15分に主砲の河上が右足の豪快なシュートを突き刺し、同点に追いつく。同26分には田中が、右サイドからふたりを鮮やかにかわして左足でシュートを決め、逆転に成功。その1分後にCKから失点して追いつかれたものの、2-2で迎えた39分だった。右サイドからのクロスのこぼれ球を河上が右足でゴールに突き刺し、劇的な勝ち越しゴール。自慢の勝負強さを見せつけた丸岡が、3年連続31度目の戴冠を果たした。
山口決勝では、2連覇を狙う高川学園がここまで今予選無失点の西京と対戦。サイドへの展開を多用し、うまくピッチの幅を使って攻め立てる高川学園だったが、相手の堅い守備に苦戦し、1点が遠い。それでも、このまま延長戦突入かと思われた後半40+1分、西澤が右サイドからのグラウンダーのクロスを右足のダイレクトで突き刺し、値千金の決勝弾をゲット。劇的なゴールで1-0の勝利を飾った高川学園が、2年連続26回目の全国出場を決めた。
[11月8日の予選決勝結果]
青森:青森山田 3-0 野辺地西
岩手:遠野 1-0 専大北上
群馬:前橋商 2-1 共愛学園
福井:丸岡 3-2 福井商
兵庫:神戸弘陵 3-0 三田学園
山口:高川学園 1-0 西京
高知:明徳義塾 3-1 高知西
長崎:創成館 1-0 長崎総科大附
宮崎:宮崎日大 3-2 鵬翔
鹿児島:神村学園 2-0 鹿児島城西
神奈川準決勝では桐光学園と日大藤沢のビッグカードが実現。桐光学園が前半16分に栗原が直接FKで先制点を挙げると、後半24分に日大藤沢は斉藤がミドルをねじ込んで同点に追いつく。1-1で延長戦に突入した激闘は、後半6分に日大藤沢がロングスローから鈴木輪が決めて逆転に成功するも、その直後に桐光学園が粟江の得点で2-2とした。
試合は100分で決着が付かず、PK戦に突入。これを桐光学園が5-4でモノにし、昨年決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。2年ぶりの選手権出場を懸けて、28日の決勝で桐蔭学園と対峙する。
東京B準決勝は大成が駿台学園を2-1で、堀越が東京実を4-1でそれぞれ下してファイナルへ進出。広島準決勝は広島皆実が広島観音を2-1で退け、如水館と決勝で雌雄を決する。
【選手権予選|出場校一覧】男女の出場決定校&各都道府県予選スケジュールはこちら!
福井商と丸岡が激突した福井の決勝は、3連覇を狙う後者に軍配が上がった。前半に飯田のハンドで与えたPKを2年生エースの中津に決められ先制を許したものの、後半15分に主砲の河上が右足の豪快なシュートを突き刺し、同点に追いつく。同26分には田中が、右サイドからふたりを鮮やかにかわして左足でシュートを決め、逆転に成功。その1分後にCKから失点して追いつかれたものの、2-2で迎えた39分だった。右サイドからのクロスのこぼれ球を河上が右足でゴールに突き刺し、劇的な勝ち越しゴール。自慢の勝負強さを見せつけた丸岡が、3年連続31度目の戴冠を果たした。
山口決勝では、2連覇を狙う高川学園がここまで今予選無失点の西京と対戦。サイドへの展開を多用し、うまくピッチの幅を使って攻め立てる高川学園だったが、相手の堅い守備に苦戦し、1点が遠い。それでも、このまま延長戦突入かと思われた後半40+1分、西澤が右サイドからのグラウンダーのクロスを右足のダイレクトで突き刺し、値千金の決勝弾をゲット。劇的なゴールで1-0の勝利を飾った高川学園が、2年連続26回目の全国出場を決めた。
[11月8日の予選決勝結果]
青森:青森山田 3-0 野辺地西
岩手:遠野 1-0 専大北上
群馬:前橋商 2-1 共愛学園
福井:丸岡 3-2 福井商
兵庫:神戸弘陵 3-0 三田学園
山口:高川学園 1-0 西京
高知:明徳義塾 3-1 高知西
長崎:創成館 1-0 長崎総科大附
宮崎:宮崎日大 3-2 鵬翔
鹿児島:神村学園 2-0 鹿児島城西
神奈川準決勝では桐光学園と日大藤沢のビッグカードが実現。桐光学園が前半16分に栗原が直接FKで先制点を挙げると、後半24分に日大藤沢は斉藤がミドルをねじ込んで同点に追いつく。1-1で延長戦に突入した激闘は、後半6分に日大藤沢がロングスローから鈴木輪が決めて逆転に成功するも、その直後に桐光学園が粟江の得点で2-2とした。
試合は100分で決着が付かず、PK戦に突入。これを桐光学園が5-4でモノにし、昨年決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。2年ぶりの選手権出場を懸けて、28日の決勝で桐蔭学園と対峙する。
東京B準決勝は大成が駿台学園を2-1で、堀越が東京実を4-1でそれぞれ下してファイナルへ進出。広島準決勝は広島皆実が広島観音を2-1で退け、如水館と決勝で雌雄を決する。
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