【J1展望】G大阪×川崎|今後を占う首位攻防戦、両担当記者が挙げる攻守のキーマンは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月01日

川崎――キーマンと呼べる存在は数多い。なかでも注目は3試合で4ゴールのエース

小林は復帰戦となった横浜FC戦から2試合連続で2ゴールをマーク。得点感覚は例年以上に研ぎ澄まされている。(C)SOCCER DIGEST

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J1リーグ8節
ガンバ大阪 - 川崎フロンターレ
8月1日(土)/19:00/パナソニックスタジアム吹田

川崎フロンターレ
今季成績(7節終了時):1位 勝点19 6勝1分0敗 20得点・6失点

【攻撃】
キープレーヤー:小林 悠(FW)

 現在リーグ6連勝中。G大阪に勝てばJ1でのクラブ新記録となる7連勝を飾れるだけに、チームの士気は高い。

 新システム4-3-3を導入し、ここ6戦で20ゴールを奪っている攻撃陣はまさに絶好調で、切り込み役であったMF長谷川竜也こそ負傷中だが(7月22日の仙台戦で左膝内側側副靭帯を損傷。全治約4週間)、右ウイングで別格の存在感を放つ家長昭博、強さと高さを備えるレアンドロ・ダミアン、前節の湘南戦でプロ初ゴールを挙げたドリブラーの三笘薫、同じく湘南戦でプロ初先発を果たした旗手怜央らキーマンと呼べる存在は数多い。

 なかでも注目したいのが、怪我からの戦列復帰後、3試合で4ゴールとハイペースでネットを揺らしている小林悠だ。今季からキャプテンマークを谷口彰悟に継承し、「よりゴールに専念できるようになった」と話すストライカーは、復帰戦となった5節の横浜FC戦、6節の仙台戦で途中出場ながら、ともにチームを勝利に導く2ゴールをマーク。得点感覚は例年以上に研ぎ澄まされている印象で、前節の湘南戦こそ期待された3戦連続弾とはいかなかったものの、チーム最多のシュート8本を放ち、好調ぶりを改めて示した。
 

 ちなみに仙台戦の2ゴールで小林は、J1通算110得点とし、かつてのエースでJ1でのクラブ最多得点記録保持者のジュニーニョに並んだ。果たしてG大阪戦で新記録となる111点目を挙げられるか。

 本人は「フロンターレのFWといえばジュニーニョですし、師匠のような存在です。お手本にさせてもらった選手なので、追い付けたのは嬉しく思います。ただ、ゴールはアシストしてくれた仲間のお陰なので感謝したいですし、Jリーグではもっと得点を取っている選手がいるので、1点1点積み重ねたいです」と目標を語っている。

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