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「バルベルデ時代よりネガティブな面が…」ついに選手と指揮官の対立が表面化したバルサ【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2020年07月12日

セルタ戦直後にスアレスがセティエンを含めたコーチングスタッフを突き放す発言を

 ただクラブ内には「選手全員がキケに異を唱えているわけではない。実際エルネストの時に比べると、練習の密度は濃くなっている」と擁護する意見も存在する。

 しかも、就任当初の腹の探り合いから冷戦状態を経て、最近は、対立が表沙汰になっている。セルタ戦直後にもルイス・スアレスがセティエンを含めたコーチングスタッフを突き放す発言をしたばかりだ。

 しかしその一方で、セティエンは故障明けにも関わらず、ルイス・スアレスを優先的に起用し続けている。ここ数試合その犠牲になっているのがアントワーヌ・グリエーズマンで、古巣のアトレティコ戦ではラスト5分間しか出番が回ってこなかった。試合後かつての愛弟子のこの扱いについて、敵将のディエゴ・シメオネは「ノーコメント」と意味深なリアクションを見せている。

 セティエンは今後もチームを率いる意欲を見せ、フロントも解任する考えがないことを強調している。ただバルトメウの言葉に何の保証もないのは過去の出来事が示している。

文●ファン・I・イリゴジェン(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
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