宮本監督からも貴重なアドバイス。「やっぱり一流の人は自分のことをすぐに見抜く」
――宮本監督からのアドバイスはありましたか?
佐藤:今年の1月27日から1週間、G大阪のキャンプに参加をしたのですが、最終日の空港で貴重なアドバイスをもらったんです。この時、すでに僕はG大阪でプレーすることを決めていて、覚悟を持って臨んだのですが、帰りの空港で「近くの選手に対する声かけは出来ている。けれど、全体を見た時に自分がどこで奪いたいのかという想像の図を頭の中で描いて、それを全体に共有させられるコーチングができるようにならないといけない。チームコーディネートができる声かけができるようになってほしい」と言われました。
――その言葉は山口コーチの言っていることとリンクしていますよね。
佐藤:はい、本当にその通りで、この言葉をくださったときも「やっぱり一流の人は自分のことをすぐに見抜くな」と思いました。予測して出てこなくてポジションを取り直したら、次はすぐに全体を予測し直さないといけないし、パスを出す時も全体を予測していないからパスを出した後に止まってしまう。ラインの上げ下げもそうで、本当に智さんの指摘と宮本監督の指摘は全てリンクしているんです。「これを大学在学中にきちんと克服しないとプロでは通用しない」という自分の中での明確な基準となりました。
佐藤:今年の1月27日から1週間、G大阪のキャンプに参加をしたのですが、最終日の空港で貴重なアドバイスをもらったんです。この時、すでに僕はG大阪でプレーすることを決めていて、覚悟を持って臨んだのですが、帰りの空港で「近くの選手に対する声かけは出来ている。けれど、全体を見た時に自分がどこで奪いたいのかという想像の図を頭の中で描いて、それを全体に共有させられるコーチングができるようにならないといけない。チームコーディネートができる声かけができるようになってほしい」と言われました。
――その言葉は山口コーチの言っていることとリンクしていますよね。
佐藤:はい、本当にその通りで、この言葉をくださったときも「やっぱり一流の人は自分のことをすぐに見抜くな」と思いました。予測して出てこなくてポジションを取り直したら、次はすぐに全体を予測し直さないといけないし、パスを出す時も全体を予測していないからパスを出した後に止まってしまう。ラインの上げ下げもそうで、本当に智さんの指摘と宮本監督の指摘は全てリンクしているんです。「これを大学在学中にきちんと克服しないとプロでは通用しない」という自分の中での明確な基準となりました。
――ここなら絶対にCBとして成長できるという確信があったのですね。
佐藤:はい、しかも決めてから昌子源さんの加入が決まったので、それは正直驚きましたが、「競争のレベルがさらに上がるし、それは自分にプラスとしていかないといけない」とすぐに思えました。三浦さんはキックの精度も高くてビルドアップが正確で、ヘッドも強くて、キャプテンシーが凄まじい。僕に足りないチームコーディネートをする力を持っている選手。昌子さんに関しては大学1年生の時に「『この選手がいれば守りきれる』という選手になりたい。日本で言うと昌子源選手のようになりたい」とブログに書いたんです。最高のお手本としてすぐそばでいろんなことを盗んで、超えられるようになりたいと思っています。
――G大阪には日本を代表する選手が2人、さらに韓国代表として2度のワールドカップ出場経験のあるキム・ヨングォン選手もいます。そこで試合に出られるようになれば、自分も日本代表に匹敵する力を持てるという期待感はありますよね。
佐藤:おっしゃる通りで最高の環境ですね。明治大の時のようにちゃんと自分の目で分析をして、身に付けながら成長して行きたいと思います。