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来季G大阪内定の有望株をリモート直撃! 明治大CB佐藤瑶大が語った母校とガンバの凄さとは?

カテゴリ:大学

安藤隆人

2020年05月27日

ガンバ山口コーチから指摘された課題とは?

持ち味は空中戦の強さ。練習参加でもその強みは打ち出せたが…。写真:安藤隆人

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――G大阪へは早々に加入を決めたと伺っています。その決め手は何だったのでしょうか?

佐藤瑶大(以下・佐藤):昨年の8月、総理大臣杯の前にG大阪のスカウトの方に「真剣に見ているよ」と言われて、そこから12月に練習参加に至りました。総理大臣杯で足首の前距腓靭帯断裂という大怪我を負ってしまい、そこから2か月半離脱したのもあって、練習参加が12月まで伸びてしまったんです。それで、インカレの前にG大阪に2日間練習を参加したのですが、初日に山口智コーチに言われた一言が決め手になりました。

――その一言とは?

佐藤:まず他のJ1クラブからもありがたいことにオファーをいただいていたのですが、G大阪は環境面でもすごく魅力的だったんです。練習参加に行く前にG大阪のことを自分でいろいろ調べて、まずクラブハウスがパナソニックスタジアムの中にあって、練習場もスタジアムのすぐ脇。一緒に練習するのも遠藤保仁さんや三浦弦太さん、東口順昭さん、宇佐美貴史さんなど日本のトップレベルの選手が揃っていますし、何より宮本恒靖監督と智さんがいずれもCB出身というのも惹かれました。それで練習初日にいきなり智さんに僕の欠点を見抜かれたんです。パスが出てくると予測して動いた時、パスが出てこなかった時のポジション修正の遅さと、クロスに対するクリアの質、パスを出してからポジションを取るのが遅いという点を見事に指摘されました。実際にFWと対峙しても全然ボールを奪えないし、ゴールのある7対3のトレーニングをやったのですが、そこでも奪えない状態でした。

――逆に初めての練習参加で明確に課題を指摘されたら落ち込んだりしなかったんですか? これで「ガンバからオファーが来ないんじゃないか」とは思いませんでしたか?

佐藤:それはありませんでした。明治大での日々によって、課題を自分の中に落とし込む作業が当たり前になったし、むしろ「言われたことは自分の伸びシロ」と思えるようになったので、そこは前向きに受け止められました。すっと自分の中にその指摘が入って、「じゃあここを伸ばせば、俺はいい選手になれるんだ」とすぐに思いました。それに練習参加では自分の良さも少しは出せた手応えがありましたし、思い切ってやれたのでそこはスッキリした気持ちで、「よし!もっと頑張ろう」と思えました。宮本監督からも「堂々とやっていた」という言葉もいただいたので、モチベーション高く明治大に戻りました。
 
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