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「なんでこんなに点を取るんやろ」来季マリノス内定、興國高MF樺山諒乃介がフランスと横浜での衝撃を語る

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年05月13日

バチバチに喧嘩していたのに練習が終わって昼ごはんになると…

――そこは大きな気づきですね。
「ジャニスはゴールが近づくにつれてだんだん冷静になっていくようなイメージですよね。それは意識と行動を常にリンクさせながら練習に打ち込み、それを毎日積み重ねていかないと成し得ないものだと思います。それに気づけただけでも、自分の意識レベルがワンランク上がった気がしました。実際にジャニスと縦関係のコンビでプレーした時は、落とすボールの質がめちゃくちゃ良くて、自分のいい部分を引き出してくれた印象でした。欲しいところに欲しいタイミングにくれるし、自分が顔を上げたタイミングで動き出してくれる。めっちゃやりやすかったです。

 あと、トゥールーズにはいろんな国の選手がいて、いろんな国民性というか文化も垣間見ることができました。内野監督から『海外の選手はオンとオフの切り替えが凄い』と言われていたのですが、練習前にトレーニングルームでストレッチや軽い筋トレをする時はバンバン音楽がかかっていて、選手同士やスタッフと選手がめちゃくちゃ和気あいあいと話していて、うるさいくらいなんです。でもいざ練習が始まると一気に雰囲気が変わる。緊張感が漂うし、特に対人トレーニングをするともう削り合いをするんです。ミニゲームに負けるとめっちゃ不機嫌になるし、不甲斐ないプレーをした味方にめっちゃ怒るんです。それで喧嘩に発展することもあって、『うわ、めちゃくちゃ険悪やん』と思うのですが、練習が終わって昼ごはんとかになると、さっきまでバチバチに喧嘩をしていた選手同士がめちゃくちゃ仲良くご飯食べているんですよ。喧嘩がなかったかのようにワイワイ騒いでいて、一切引きずっていないんです。そこで『サッカーに対する考え方が違うな』と思いましたし、衝撃でしたね」

――その輪には入ることができたのですか?
「向こうから積極的に絡んできてくれるので、最後の方は練習生というよりチームメイトのように接してくれて、本当に楽しかったです。同時に『英語やこっちの言葉を喋れるようになったらもっと楽しいんやろな』と思ったので、英語は勉強しています」
 
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