見逃せない両監督の頭脳戦
クロップとポチェティーノ。両指揮官の頭脳戦も見逃せない。僕がクロップびいきなのは隠しようがないが、ポチェッティーノもトップレベルの戦術を操る、最高の読み手である。
まったく補強をしなかったにもかかわらず、チームをここまで押し上げた手腕は鳥肌ものだ。持ち駒から最高の力を引き出すという、実践的なアプローチの賜物だ。これを偉大な監督と言わずして何と言おう。
まったく補強をしなかったにもかかわらず、チームをここまで押し上げた手腕は鳥肌ものだ。持ち駒から最高の力を引き出すという、実践的なアプローチの賜物だ。これを偉大な監督と言わずして何と言おう。
しかしそれでも、今回ばかりはクロップ有利と思ってしまう。クロップはリバプールの来た当初から、ずっと素晴らしいサッカーをしてきた。それなのにいまだ何のタイトルも勝ち取ってはいない。いまがまさにその時、千載一遇のチャンスなのだ。この機会を逃がすような指揮官ではない。そう思ってしまうのだ。
協力●EDGE SRL
翻訳●利根川晶子
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翻訳●利根川晶子