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【連載・東京2020】遠藤渓太/後編「ふたりの外国人監督の下で掴んだ手応えと東京五輪への想い」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2019年06月17日

「ニューヒーロー賞」の肩書きが、ずっとついて回ってくる

18年のルヴァンカップではニューヒーロー賞に輝く。この肩書きはある意味、良いプレッシャーに。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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――特に外国人監督の下では、シーズンを通して試合に出続けるのは難しいと思います。ここまでのふたりの監督の下でプレーして、いかがですか?
「外国人の監督って選手の好き嫌いがはっきりしている人が多いけど、僕にとっては普通。プロになってからはずっと外国人監督に指導を受けているので、特別な感覚はないです」
 
――コンスタントに出番を得られている要因は?
「監督が何を求めているかを理解するのがすごく大事なのかなって。特に外国人監督の下でやるには」
 
――ポステコグルー監督に求められているのは?
「裏に抜けてからのクロスとか、最近は縦だけでなく中央に入ったりとか、臨機応変なプレー。あとは守備のスイッチになることや、スプリント数も必要ですね」
 
――スプリントは意識している?
「試合中はあまりしていないです。でもスプリントが多いってことは、結局何かしらの仕事をしているってことだと思うんですよね。裏にも抜けるし、守備に戻るし、ドリブルもするし……、色々な仕事をした結果が、自然と数字に表われているって感じです」
 
――目に見える結果で言えば、昨年のルヴァンカップではニューヒーロー賞を獲得。形として歴史に名を刻みました。
「でも自分では何かを成し得た感覚ではないです。準決勝のパフォーマンスは良かったかもしれないけど、大会を通してノーゴールでしたから。もしも他のチームが決勝に行っていたら、僕ではなかったはずです。ただ、それでも獲れたのは、やっぱり色々持っているのかなって、そこはポジティブに考えたいですね。今後ニューヒーロー賞受賞者という肩書きが、ずっとついて回る。そういう意味では良いプレッシャーになるのかなと」
 
――やはり持っている。
「誰がどう見ても思いますよね」
 
――齋藤学選手との出会いも大きかったと思います。同じドリブラーとして学んだものは?
「ドリブルはもちろん巧いし、そのドリブルをフェイクにして、パスを出したりとか引き出しが多い。そういう攻撃センスが抜群ですよね。目標にしていました」
 
――その想いもあって、齋藤選手が着けていた11番を志願したのですか?
「いや、空いたからです(笑)」
 
――ただ花形の背番号で、プレッシャーもあったのでは?
「当然重要な番号だけど、だからこそ、『空いているのに、ここで僕が着けないわけにはいけないだろ』って思った。他の人に何を言われても別にいいかなって」
 
――意識は変わった?
「思っていたほど、変わりなくやれています」
 
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