“神様”ジーコや「浪速の黒豹」エムボマetc…Jリーグ「平成の最強助っ人」!【前編】

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月28日

“キング・オブ・トーキョー”を抑えて選ばれたのは?

マルキーニョス(左)とルーカス(右)は、攻撃の中心としてチャンスメークとフィニッシュの両方で貢献した。(C)SOCCER DIGEEST

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■セレッソ大阪
マルキーニョス(MF)
●国籍または代表:元ブラジル代表
●在籍:94~96年
●通算成績:J1/55試合・19得点(C大阪)

 CBのトニーニョとともにJFL時代から在籍し、Jリーグ昇格の立役者となった元セレソンのアタッカーだ。格上との対戦が続いた昇格1年目の95年シーズンには、「ボールを奪ったらマルキーニョスに預けろ」という約束事が徹底されたほどの存在だった。

 主にトップ下としてプレーし、森島寛晃とのホットラインを構築。敵陣を切り裂く鋭いスルーパスとキレのあるドリブルを駆使し、カウンタースタイルを標榜したC大阪の、攻撃の全権を握った。

 またチャンスメークのみならず、自らゴールを奪う力も備え、直接FKからも何度となくネットを揺らした。高度な技術を持ったクラシカルな10番は、草創期のクラブを支え、現在に至る礎を築いた紛れもないレジェンドだ。
 
■FC東京
ルーカス(FW)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍:04~07年、11~13年
●通算成績:J1/268試合・90得点(FC東京:188試合・69得点)
J2/23試合・9得点(FC東京)

“キング・オブ・トーキョー”と呼ばれたアマラオを最強助っ人に推す声もあるだろうが、Jリーグでの稼働期間を考慮してルーカスを選出した。

 デビュー1年目から二桁得点を記録し、3年目は得点ランク4位の18ゴール。来日当初の純粋なストライカーから点を取れるトップ下へと徐々に姿を変え、さらにディフェンス面でもハードワークを欠かさないプレースタイルを身に付けていった。

 08年から10年までG大阪に在籍するが、11年シーズン途中にJ2へ降格していたFC東京に復帰。チームがJ1へ戻った12年からの2シーズンは、いずれもリーグ戦全試合出場、二桁得点と気を吐く。日本語に堪能でオープンな性格から、サポーターの支持も厚かった。
 
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