一員としての自信とプライド、負けじ魂がそれぞれを飛躍させた
2018年シーズン限りで引退した小笠原も「最後までシンジには勝てなかった」と苦笑していたが、黄金世代の一員としての自信とプライド、負けじ魂がそれぞれを飛躍させ、日本代表をレベルアップさせてきた。彼らが1998~2014年まで5つのワールドカップに関わり、うち2回で16強入りしたという事実を、我々は今一度、脳裏に刻むべきだ。
本田や長友佑都、岡崎慎司ら北京五輪世代が2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシアと3大会に出場し、目に見える成果を残したことで、黄金世代の貢献度がやや低く見られがちな部分はある。だが、日本代表や日本サッカーの評価を高め、後輩たちが活躍できる土台を築いた先人たちの存在を忘れてはいけない。
それをしっかりと理解したうえで、未来を担う若い世代には黄金世代を超えるインパクトを残せるように、努力を続けてほしいものである。
文●元川悦子(フリーライター)
本田や長友佑都、岡崎慎司ら北京五輪世代が2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシアと3大会に出場し、目に見える成果を残したことで、黄金世代の貢献度がやや低く見られがちな部分はある。だが、日本代表や日本サッカーの評価を高め、後輩たちが活躍できる土台を築いた先人たちの存在を忘れてはいけない。
それをしっかりと理解したうえで、未来を担う若い世代には黄金世代を超えるインパクトを残せるように、努力を続けてほしいものである。
文●元川悦子(フリーライター)