大熊監督の下、南野はハードワークにも磨きをかける。
【清水エスパルス】
三浦弦太(DF)今季成績:4試合・0得点
8月に就任した大榎監督が22節の鳥栖戦からCBでスタメン起用。空中戦を苦にしない大型DFでありながら昨季のリーグ戦でボランチを経験するなど、足下にも自信を持っている。
押しも押されもせぬU-19代表の主力として最終ラインを預かる逸材で、まだ粗削りながら伸びしろは十分だ。10月9日からのU-19アジア選手権に出場するため、今回のA代表招集はないが、守備の要として臨むその大会で説得力のあるプレーを披露すれば、アギーレ監督の眼に留まるはずだ。
【ベガルタ仙台】
石川直樹(DF)今季成績:25試合・1得点
現在は左SBでの出場が続いているが、開幕当初に起用されていたCBとして可能性があるのではないか。鳥栖の坂井のような180センチを超す「左利きのDF」であることに加え、ビルドアップの能力にも長けているからだ。
優れた危機察知能力を駆使したカバーリングで、再三チームの窮地を救ってきた。とりわけ昨季のACLで抜群の存在感を発揮しており、アジアカップで起用しても面白いのではないか。
【ヴァンフォーレ甲府】
佐々木翔(DF)今季成績:26試合・2得点
ボランチ、SB、CBをそつなくこなせる万能型DFとして、代えの利かない存在へと成長した。強靭なフィジカルを持つ相手にも決して当たり負けせず、球際で一歩も引かない守備も一定の水準にあり、今季は定位置の左CBで攻撃の起点となるパスを通すシーンも目立っている。
大卒3年目で経験値の低さは否めないが、好不調の波をなくせば、CBとして抜擢される可能性はありそうだ。
【セレッソ大阪】
南野拓実(FW)今季成績:24試合・2得点
チームが下降線を辿るとともに結果を残せない時期が続いたが、20節からナビスコカップを含め4試合連続弾を挙げるなど復調。23節の柏戦でDFがファウルでしか止められなかった突破力は、崩しの面で物足りなさが残る現代表で大きな武器となるはずだ。
ユース時代の恩師・大熊新監督の下、ハードワークにも磨きをかけており、アギーレ監督の要望にかなう能力は備えている。
杉本健勇(FW)今季成績:24試合・4得点
ペッツァイオリ前監督の下では主に1トップを務め、足下の柔軟さを活かしたポストプレーには目を見張るものがあった。2列目でのプレーも可能で、機動力の高さはアギーレ監督好みと言えそう。
問題があるとすればフィニッシュワークの精度。ここまで決定的なチャンスをなかなかゴールに結び付けられていない。結果をしっかり残せば代表への道も開かれるか。
【大宮アルディージャ】
高橋祥平(DF)今季成績:26試合・5得点
CBに必要な能力を高水準で備え、3バックにも対応可能。キック精度を活かしたビルドアップも魅力のひとつだ。昨季はボランチとしてもプレーしていて、代表の4-3-3ではCBでもアンカーでもマッチするだろう。
負けん気が強いファイタータイプで、その闘争心が悪い方向に出ることもあった。しかし、菊地が離脱してからはDFリーダーとして熱さは失わず、それでいて冷静に最終ラインを統率している。
【徳島ヴォルティス】
藤原広太朗(DF)今季成績:19試合・0得点
ユース、大学、J2、J1と段階を踏み、揉まれながら成長してきた環境順応型のDFだ。それだけに伸びしろは十分ある。「以前はガムシャラにやっていたが、今は何を求められているか考えながらできている」と語るなど、全体を俯瞰できる頭脳派の一面も。
アギーレ監督の求める1対1の高さと強さをワンランク高められれば、守備のユーティリティーのような形で食い込むチャンスが出てくるか。
三浦弦太(DF)今季成績:4試合・0得点
8月に就任した大榎監督が22節の鳥栖戦からCBでスタメン起用。空中戦を苦にしない大型DFでありながら昨季のリーグ戦でボランチを経験するなど、足下にも自信を持っている。
押しも押されもせぬU-19代表の主力として最終ラインを預かる逸材で、まだ粗削りながら伸びしろは十分だ。10月9日からのU-19アジア選手権に出場するため、今回のA代表招集はないが、守備の要として臨むその大会で説得力のあるプレーを披露すれば、アギーレ監督の眼に留まるはずだ。
【ベガルタ仙台】
石川直樹(DF)今季成績:25試合・1得点
現在は左SBでの出場が続いているが、開幕当初に起用されていたCBとして可能性があるのではないか。鳥栖の坂井のような180センチを超す「左利きのDF」であることに加え、ビルドアップの能力にも長けているからだ。
優れた危機察知能力を駆使したカバーリングで、再三チームの窮地を救ってきた。とりわけ昨季のACLで抜群の存在感を発揮しており、アジアカップで起用しても面白いのではないか。
【ヴァンフォーレ甲府】
佐々木翔(DF)今季成績:26試合・2得点
ボランチ、SB、CBをそつなくこなせる万能型DFとして、代えの利かない存在へと成長した。強靭なフィジカルを持つ相手にも決して当たり負けせず、球際で一歩も引かない守備も一定の水準にあり、今季は定位置の左CBで攻撃の起点となるパスを通すシーンも目立っている。
大卒3年目で経験値の低さは否めないが、好不調の波をなくせば、CBとして抜擢される可能性はありそうだ。
【セレッソ大阪】
南野拓実(FW)今季成績:24試合・2得点
チームが下降線を辿るとともに結果を残せない時期が続いたが、20節からナビスコカップを含め4試合連続弾を挙げるなど復調。23節の柏戦でDFがファウルでしか止められなかった突破力は、崩しの面で物足りなさが残る現代表で大きな武器となるはずだ。
ユース時代の恩師・大熊新監督の下、ハードワークにも磨きをかけており、アギーレ監督の要望にかなう能力は備えている。
杉本健勇(FW)今季成績:24試合・4得点
ペッツァイオリ前監督の下では主に1トップを務め、足下の柔軟さを活かしたポストプレーには目を見張るものがあった。2列目でのプレーも可能で、機動力の高さはアギーレ監督好みと言えそう。
問題があるとすればフィニッシュワークの精度。ここまで決定的なチャンスをなかなかゴールに結び付けられていない。結果をしっかり残せば代表への道も開かれるか。
【大宮アルディージャ】
高橋祥平(DF)今季成績:26試合・5得点
CBに必要な能力を高水準で備え、3バックにも対応可能。キック精度を活かしたビルドアップも魅力のひとつだ。昨季はボランチとしてもプレーしていて、代表の4-3-3ではCBでもアンカーでもマッチするだろう。
負けん気が強いファイタータイプで、その闘争心が悪い方向に出ることもあった。しかし、菊地が離脱してからはDFリーダーとして熱さは失わず、それでいて冷静に最終ラインを統率している。
【徳島ヴォルティス】
藤原広太朗(DF)今季成績:19試合・0得点
ユース、大学、J2、J1と段階を踏み、揉まれながら成長してきた環境順応型のDFだ。それだけに伸びしろは十分ある。「以前はガムシャラにやっていたが、今は何を求められているか考えながらできている」と語るなど、全体を俯瞰できる頭脳派の一面も。
アギーレ監督の求める1対1の高さと強さをワンランク高められれば、守備のユーティリティーのような形で食い込むチャンスが出てくるか。