クリーンにボールを狩る米本の能力は折り紙つき。
【サンフレッチェ広島】
宮原和也(MF)今季成績:4試合・0得点
ナビスコカップ準々決勝では2戦とも先発して準決勝進出に貢献。18歳とは思えない落ち着きと正確な判断力は、若者にありがちな不安定さとは無縁だ。
身長172センチと高さはないが、絶妙なポジション取りと身体を当てにいくスキルに長け、豊田(鳥栖)やフォルラン(C大阪)にも自由を与えない。足下の技術が高く、攻撃的なセンスも持っているだけに、アンカーに据えれば攻守に安心感を与えるはずだ。
【FC東京】
米本拓司(MF)今季成績:25試合・2得点
9月の代表2連戦でインサイドハーフを任された細貝(28歳)より将来性があり、選手として脂が乗り切る27歳という年齢で、18年のロシア・ワールドカップを戦えるのは大きい。
相手の先を読んでクリーンにボールを狩る力は折り紙付きで、中盤センターに技術より運動量と守備力を求めるアギーレ監督のスタイルにもマッチする。得点力に磨きがかかれば、鬼に金棒だろう。
太田宏介(DF)今季成績:26試合・1得点
なによりレフティーで、アギーレと同じくリスクをとことん嫌うフィッカデンティ監督の下で無謀なオーバーラップが激減。守備の局面で裏のスペースをだいぶケアできるようになり、自身のミスから失点に絡むケースがほとんどなくなったのもアピールポイントだ。
さらに素晴らしいのが、キックの精度。FC東京で昨夏からセットプレーのキッカーを任されている事実からも、左足の価値は分かるだろう。
【柏レイソル】
工藤壮人(FW)今季成績:26試合・7得点
リーグ戦ではなかなか得点が奪えなかったが、22節の甲府戦から公式戦3試合連続ゴールと急加速。守備のタスクが加えられるなど、変動する環境に順応し、選手としての引き出しは確実に増えた。
代表が採用する4-3-3は柏U-18時代に経験しており、基本メカニズムに免疫がある点はアドバンテージになるだろう。裏を狙う動きや豊富な運動量、大一番での勝負強さで、熾烈なウイング争いに殴り込みをかけたい。
【横浜F・マリノス】
齋藤 学(MF)今季成績:24試合・4得点
個人での打開力はリーグ屈指のレベルだろう。密集するエリアでも恐れずにボールを受けるスキルがあり、素早いターンから前を向けば相手DFは迂闊に飛び込めない。
チームでは左MFを主戦場としながら、右サイドでも能力を発揮でき、献身的な守備も魅力のひとつ。最近まで右膝蓋骨骨挫傷で離脱を余儀なくされていたが、現在は復帰してコンディションも徐々に上向いている。
【アルビレックス新潟】
指宿洋史(FW)今季成績:7試合・1得点
スペインから帰国し、今夏チームに加入。20節の大宮戦でデビューすると、懐の深いボールキープでたちまちチーム戦術を変えるほどのインパクトを与えた。
ロングボールを積極的に活用するだけでなく、3トップのオプションをチームが持てるのも、195センチの長身をフルに活かす個人戦術と大柄であることを感じさせない巧さがあればこそ。「スペインではCFでプレーすることが多かった」という経験もアドバンテージになるだろう。
【名古屋グランパス】
永井謙佑(FW)今季成績:21試合・7得点
後半戦以降は2トップの一角、または2列目の左サイドで先発に定着し、23節の横浜戦(2-0)では1ゴール・1アシストと全得点に絡んだ。
俊足を活かし個で打開できるフィニッシュワークも魅力ながら、前線からの執拗なプレスも光り、「運動量がありタフに戦える意味では、代表に入ってもおかしくない」と西野監督も太鼓判を押す。
宮原和也(MF)今季成績:4試合・0得点
ナビスコカップ準々決勝では2戦とも先発して準決勝進出に貢献。18歳とは思えない落ち着きと正確な判断力は、若者にありがちな不安定さとは無縁だ。
身長172センチと高さはないが、絶妙なポジション取りと身体を当てにいくスキルに長け、豊田(鳥栖)やフォルラン(C大阪)にも自由を与えない。足下の技術が高く、攻撃的なセンスも持っているだけに、アンカーに据えれば攻守に安心感を与えるはずだ。
【FC東京】
米本拓司(MF)今季成績:25試合・2得点
9月の代表2連戦でインサイドハーフを任された細貝(28歳)より将来性があり、選手として脂が乗り切る27歳という年齢で、18年のロシア・ワールドカップを戦えるのは大きい。
相手の先を読んでクリーンにボールを狩る力は折り紙付きで、中盤センターに技術より運動量と守備力を求めるアギーレ監督のスタイルにもマッチする。得点力に磨きがかかれば、鬼に金棒だろう。
太田宏介(DF)今季成績:26試合・1得点
なによりレフティーで、アギーレと同じくリスクをとことん嫌うフィッカデンティ監督の下で無謀なオーバーラップが激減。守備の局面で裏のスペースをだいぶケアできるようになり、自身のミスから失点に絡むケースがほとんどなくなったのもアピールポイントだ。
さらに素晴らしいのが、キックの精度。FC東京で昨夏からセットプレーのキッカーを任されている事実からも、左足の価値は分かるだろう。
【柏レイソル】
工藤壮人(FW)今季成績:26試合・7得点
リーグ戦ではなかなか得点が奪えなかったが、22節の甲府戦から公式戦3試合連続ゴールと急加速。守備のタスクが加えられるなど、変動する環境に順応し、選手としての引き出しは確実に増えた。
代表が採用する4-3-3は柏U-18時代に経験しており、基本メカニズムに免疫がある点はアドバンテージになるだろう。裏を狙う動きや豊富な運動量、大一番での勝負強さで、熾烈なウイング争いに殴り込みをかけたい。
【横浜F・マリノス】
齋藤 学(MF)今季成績:24試合・4得点
個人での打開力はリーグ屈指のレベルだろう。密集するエリアでも恐れずにボールを受けるスキルがあり、素早いターンから前を向けば相手DFは迂闊に飛び込めない。
チームでは左MFを主戦場としながら、右サイドでも能力を発揮でき、献身的な守備も魅力のひとつ。最近まで右膝蓋骨骨挫傷で離脱を余儀なくされていたが、現在は復帰してコンディションも徐々に上向いている。
【アルビレックス新潟】
指宿洋史(FW)今季成績:7試合・1得点
スペインから帰国し、今夏チームに加入。20節の大宮戦でデビューすると、懐の深いボールキープでたちまちチーム戦術を変えるほどのインパクトを与えた。
ロングボールを積極的に活用するだけでなく、3トップのオプションをチームが持てるのも、195センチの長身をフルに活かす個人戦術と大柄であることを感じさせない巧さがあればこそ。「スペインではCFでプレーすることが多かった」という経験もアドバンテージになるだろう。
【名古屋グランパス】
永井謙佑(FW)今季成績:21試合・7得点
後半戦以降は2トップの一角、または2列目の左サイドで先発に定着し、23節の横浜戦(2-0)では1ゴール・1アシストと全得点に絡んだ。
俊足を活かし個で打開できるフィニッシュワークも魅力ながら、前線からの執拗なプレスも光り、「運動量がありタフに戦える意味では、代表に入ってもおかしくない」と西野監督も太鼓判を押す。