パフォーマンスから導く日本代表候補 J1全18クラブ担当記者のイチオシ銘柄

カテゴリ:日本代表

週刊サッカーダイジェスト編集部

2014年09月29日

谷口はパスが捌けて対人守備も一定の水準に。

ボランチとCBに対応する谷口は、アギーレ流のアンカーに打ってつけだろう。 (C) SOCCER DIGEST

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 10月10日にジャマイカ代表、14日にブラジル代表と親善試合を戦う日本代表の招集メンバーが、1日に発表される。
 
 9月の2連戦を1分け1敗で終えたハビエル・アギーレ監督は、はたしてどんな顔ぶれをセレクトするのか。
 
 アギーレ流4-3-3システムへの適性を考慮しながら、『週刊サッカーダイジェスト』のJ1全18クラブの担当記者が、代表入りが狙えそうな注目株をピックアップした。
 
※週刊サッカーダイジェスト10.7号(9月23日発売)より抜粋・修正。
(各選手の今季成績は26節終了現在)
 
――◆――◆――
 
【浦和レッズ】
柏木陽介(MF)今季成績:25試合・2得点
 キャリアハイと言える充実のパフォーマンスで、首位チームを牽引している。アギーレ監督のキーワードである「左利き」の司令塔タイプで、11アシストはリーグ最多だ。9月のウルグアイ戦で岡崎が蹴って驚かせたCKなど、セットプレーを安心して任せられる点も日本にとってメリットになるはず。4-3-3であればインサイドハーフが主戦場になるか。
 守備面で新指揮官の眼鏡に適うプレーを見せられるかが、当面のテーマか。
 
【川崎フロンターレ】
谷口彰悟(DF)今季成績:22試合・1得点
 今季最大の収穫だ。筑波大から加入すると、4節のFC東京戦で左SBでプロデビュー。リーグ中断期明けはCBとしてスタメンの座を勝ち取った。
 本職はボランチとあってパスを捌く術に長けており、CBもこなしている事実からも分かるように、対人プレーも一定水準の強さを誇る。代表の4-3-3に照らし合わせると、最適なポジションはアンカー。守備力が向上すれば代表でも十分に通用する逸材だ。
 
小林 悠(FW)今季成績:24試合・10得点
 風間監督の指導を受けて、相手の逆を突く動きの質が飛躍的に向上し、ゴールへ効果的に向かうプレーも増加。もともとスピードを駆使した突破力は備えており、タイミングのいい裏への飛び出しも交えて、今季の目標としていた二桁ゴールをすでに達成した。
 ゴールへの嗅覚に加えて、豊富な運動量と守備への献身も光り、代表のウイングにまさに打ってつけ。速攻と遅攻の両方で特長を発揮できるはずだ。
 
【サガン鳥栖】
安田理大(DF)今季成績:25試合・0得点
 最大の魅力は左足だろう。周囲を上手く使ったタイミングのいい突破から放つクロス、最終ラインから一気につなぐフィードはともに正確無比。高い位置からアグレッシブに守備もこなし、アンカーが落ちて3バックになった際のポジショニングも問題ないはずだ。
 本人もアギーレ監督のやり方にはシンパシーを感じており、「今のやり方を続けていけば(代表を狙える)」と手応えを得ている。
 
【鹿島アントラーズ】
土居聖真(MF)今季成績:26試合・7得点
 前を向いて仕掛ける鋭いドリブル突破が一番の特長だ。ただ仕掛けるだけでなく状況に応じてパスを使い分け、味方と連動して攻撃を作り出せる。守備の献身性も持ち合わせ、試合展開によっては利他的に選手の穴をカバーできるのも魅力。攻守のバランスが取れた、戦術理解度が高いMFだ。まだ線は細いものの、中盤から前ならどこでも任せられるだろう。
 
昌子 源(DF)今季成績:26試合・2得点
 リーグ戦全試合フル出場を続けており、トニーニョ・セレーゾ監督から絶大な信頼を得ている。
 特に優れているのが1対1の対応。速さを武器に間合いを詰め、相手から自由を奪う。Jリーグでも、速さを武器にするアタッカーには無類の強さを誇ってきた。ヘディングの競り合いでは駆け引きの巧さを身に付け、左右両足で鋭いフィードも出せる。左CBには打ってつけの存在だ。
 
【ガンバ大阪】
宇佐美貴史(FW)今季成績:18試合・8得点
 開幕前に思わぬ負傷で出遅れたものの、復帰後は攻撃陣の軸としてゴールを量産。テクニックとスピードを駆使したドリブルは以前から定評があったが、今季は日本人離れした強烈なシュートを何度も突き刺している。
 課題は明確で、本人も口にする「走力」が向上すれば、まさに鬼に金棒だ。日本でも指折りの攻撃性能は誰もが認めるところ。あとは、アギーレ監督が守備面の貢献を含めてどう判断するか。
 
【ヴィッセル神戸】
小川慶治朗(FW)今季成績:18試合・3得点
 2季連続のチーム内得点王にとって、ここまで3得点は正直少ない。だが、それは攻守にハードワークし、チームを献身的に支えているためだ。
 現に8節・鹿島戦、14節・清水戦では長いフリーランからゴールを挙げるなど勝負どころでの決定力は錆び付いていない。1対1の強さも特長で、パスを引き出す能力も高い。攻守両面での活躍が求められる現代表のウイングにマッチするはずだ。
 
 
岩波拓也(DF)今季成績:20試合・1得点
 高さと展開力、さらに十分な伸びしろがあり、いつ代表に呼ばれてもおかしくないだろう。
 足下の技術が高く、P・ジュニオールや小川らサイドの選手へピタリと付けるフィードは高品質。身体能力任せで軽さを見せていた守備も、徐々にだが改善されている。上昇志向が非常に強く、吸収力の高さも魅力だ。

鋭い仕掛けが魅力の土居は、攻守のバランスが取れている。 (C) SOCCER DIGEST

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