VARは"誤審問題"の解決策になるのか? ハンドの基準は? 導入による影響は?

カテゴリ:連載・コラム

清水英斗

2019年06月01日

一度VARの味を知れば、“正しい判定”を求める動きは止まることができない。

グレーゾーンを無くすためにテクノロジーに頼れば、最終的に主審が消滅する日がくるかもしれない。(C)Getty Images

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 しかし、いずれサッカーは主観を排除し、客観的で、ツッコミどころを減らした競技に生まれ変わるのではないか。一度VARの味を知れば、“正しい判定”を求める動きは、止まることができない。
 
 どうも「メディアのヘッドラインにならない」という、IFABのスタート地点に間違いがあったように思えてならない。語らないサッカーなど、ない。語ること自体を排除せず、ヘッドラインのあり方にリスペクトを求める。そういった指針に変えない限り、サッカーは過剰進化を遂げるのではないか。
 
文:清水英斗(サッカーライター)
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