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FC今治が持つ底知れぬ魅力──。元日本代表、橋本英郎はなぜJFLの舞台を新天地に選んだのか

カテゴリ:Jリーグ

橋本英郎

2019年01月30日

みんなで助け合い、同じ目標、夢に向かっていける

40代を目前に控えての新たなチャレンジ。橋本とFC今治の2019年シーズンに注目だ。(C)FC今治

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 これからクラブの発展に関わり、その過程で自分の名前がFC今治というクラブに残せるのだとすれば、これほど嬉しいことはありません。2011年にガンバ大阪を退団してからは、そのクラブに名前を残せる仕事をしたいとずっと思ってきました。

 ヴィッセル神戸、セレッソではタイトル争いに加わりたい、初めてタイトルを獲るために貢献したいと思っていました。ヴェルディでは、一時クラブの存続さえ危ぶまれた危機から脱し、ふたたびJ1の舞台に戻す、これこそが大きなミッションでした。

 その中でいま、パルセイロ時代と同じ感覚を持っています。これから新しい未来を切り開く、そして発展していく可能性が感じられる。そんなクラブの一員になれる機会は多くありません。自分ひとりではどうにもできないものはありますが、このクラブならみんなで助け合い、同じ目標、夢に向かっていけると信じています。自分の新しい挑戦も兼ねて、移籍を決断したというわけです。

 
 チャレンジしていく大切さを、あらためて噛み締めています。ガンバのジュニアユースで同期の稲本潤一選手が、「伸びしろはまだある」と話している記事を見ました。僕も同感です。サッカーは奥が深い。まだまだ僕も成長でできると、そう信じて頑張りたいと思います。

 このコラムを読んでいただいている方には、僕たちの試合をお見せする機会は少ないと思いますが、JFLにはJFLの戦いがあることを、この機会に知ってもらえたら嬉しいですね。

 また今治での日々や感じたことを、これからも紹介させてもらえればと思います。

 待ってろ! Jリーグ!

<了>

橋本英郎

PROFILE
はしもと・ひでお/1979年5月21日生まれ、大阪府大阪市出身。ガンバ大阪の下部組織で才能を育まれ、1998年にトップ昇格。練習生からプロ契約を勝ち取り、やがて不動のボランチとして君臨、J1初制覇やアジア制覇など西野朗体制下の黄金期を支えた。府内屈指の進学校・天王寺高校から大阪市立大学に一般入試で合格し、卒業した秀才。G大阪を2011年に退団したのちは、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、長野パルセイロ、東京ヴェルディでプレーし、今季からJFLのFC今治に籍を置く。日本代表はイビチャ・オシム政権下で重宝され、国際Aマッチ・15試合に出場した。現在はJリーガーとして奮闘する傍ら、サッカースクールの主宰やヨガチャリティー開催など幅広く活動中。Jリーグ通算/438試合・21得点(うちJ1は339試合・19得点)。173センチ・68キロ。血液型O型。
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