「選手権だけでなく、その先にあるU-20W杯に食い込んでいきたい」
桐光学園のエースとしては複雑な心境だが、個人としてブラジル遠征は非常に楽しみで、自分の成長につなげられると期待に胸を膨らませている。
「この時期は、選手権を意識しながらも、選手権だけでなくその先にあるU-20ワールドカップに食い込んで行きたい。U-20W杯はどうしても出たい大会で、U-16でやっていた時に同い年の斉藤光毅や久保建英といった選手がU-19日本代表でアジア最終予選を戦っていたので、『俺も早くあそこに食い込みたい』という想いでやっていたので。彼らには絶対に負けたくないんです」
斉藤と久保という同年代の選手が自分より先を進んでいる。どれだけ自分が騒がれても、常に彼の目には2人の背中がある。今回は2人と同じ舞台でプレーできるチャンスだ。
選手権でチームの勝利のために全力を尽くす前に、まずは自分の想いを存分にぶつける。そして、結果としてそれが桐光学園のためになることも、彼は十分に理解していた。
「僕が成長すれば、チームにとってプラスになる。ブラジルでいろんな物を吸収して、それをチームに帰ってきて還元して、選手権でさらにレベルアップした状態で臨めるようにしたい」
選手権でより大きな存在となり、チームとともに頂点へ駆け上がれるように。西川の目はさらに輝きを増していた。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「この時期は、選手権を意識しながらも、選手権だけでなくその先にあるU-20ワールドカップに食い込んで行きたい。U-20W杯はどうしても出たい大会で、U-16でやっていた時に同い年の斉藤光毅や久保建英といった選手がU-19日本代表でアジア最終予選を戦っていたので、『俺も早くあそこに食い込みたい』という想いでやっていたので。彼らには絶対に負けたくないんです」
斉藤と久保という同年代の選手が自分より先を進んでいる。どれだけ自分が騒がれても、常に彼の目には2人の背中がある。今回は2人と同じ舞台でプレーできるチャンスだ。
選手権でチームの勝利のために全力を尽くす前に、まずは自分の想いを存分にぶつける。そして、結果としてそれが桐光学園のためになることも、彼は十分に理解していた。
「僕が成長すれば、チームにとってプラスになる。ブラジルでいろんな物を吸収して、それをチームに帰ってきて還元して、選手権でさらにレベルアップした状態で臨めるようにしたい」
選手権でより大きな存在となり、チームとともに頂点へ駆け上がれるように。西川の目はさらに輝きを増していた。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)