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Jリーグ10クラブが争奪戦!! 脚光浴びる桐光学園2年生エースの視察に多数のスカウトが集結!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年09月01日

今夏のインターハイでは圧巻パフォーマンスの連続!

Jクラブ10チームのスカウトが桐光学園の2年生FW西川を目当てに集結。早くも争奪戦の様相を呈している。写真:安藤隆人

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 プリンスリーグ関東10節・桐光学園vs.前橋育英の一戦。今年完成したばかりの人工芝ピッチが敷かれた桐光学園高サッカー部専用グラウンドには、異様な空気が立ち込めていた。メインスタンドからは普通の観客とは違った鋭い目線がいくつもピッチに向けられていたからだ。
 
 これらの視線の先にはひとりの男の存在があった。桐光学園のナンバー10を背負う2年生FW、西川潤だ。U-16日本代表の肩書きを持つだけでなく、精度の高い左足と個での打開力が光り、早くも『来年の目玉』としてJクラブスカウトの注目の的となっている。
 
 春先から複数のJクラブが彼の動向を追いかけていたが、8月のインターハイを境に、動向を追いかけるだけではなく、早くも本格的な争奪戦が勃発したのだ。
 
 三重インターハイにおいて、桐光学園は決勝で山梨学院に延長戦の末に1−2で敗れて準優勝に終わったが、この大会は『西川潤の大会』と言っても良かった。1回戦の一条戦で全国大会初ゴールを挙げると、3回戦の明秀日立戦ではサイドを切り裂くドリブルで決勝点をアシスト。準々決勝の富山一戦ではハットトリック。中でもチーム3点目のゴールは、ハーフライン付近からドリブルを仕掛けて圧巻の5人抜きで沈め、今大会最大のインパクトのゴールだった。
 
 準決勝の昌平戦でもスピードで相手を置き去りにして1ゴール。決勝の山梨学院戦でも先制ゴールをヘッドで挙げるなど、多彩なゴールパターンと手がつけられない程の切れ味を持つドリブルを随所に見せつけたことで、「西川が覚醒した」と各方面の関係者が舌を巻いた大会だった。
 
 まさにずば抜けた存在感を示していた逸材の前に、Jクラブのスカウト陣の目の色は明らかに変わった。冒頭で触れた前橋育英戦は、インターハイ決勝以来の公式戦とあって、『本気』になったJクラブのスカウトが桐光学園のグラウンドに集結したのだった。
 
 そのクラブ数は10チーム。水色の背番号10を食い入るように見つめるなか、彼は『逸材』の名に相応しい活躍を見せた。
 
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