ハリルが独占告白!いまだから明かす「日本文化」「ベルギー戦」「協会」への本音

カテゴリ:日本代表

レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)

2018年11月24日

「2点リードしながら負けるなんてことは一度もない」

森保ジャパンへの言及はなかったが、いまでもサムライブルーへの思い入れは強い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 とはいえ、ワールドカップで日本が描いた軌道については、ひとつ確信していることがある。もし彼がベンチで采配を振るっていたなら、出口は異なっていたに違いない、という点だ。

「2-0でリードした後にベルギーに敗北するなんて、あり得なかったと思うね。不可能だ! あの試合に負けるなんて、あり得ない! 私の監督キャリアでも、2点リードしながら負けるなんてことは、一度も起きていない」

 なにがそう言わせるのだろうか?

「タクティックだよ。戦術は私のストロングポイントだからね。あまり話題にはならないが、私は戦術的な選択によって多くの試合で勝利を掴んできたのだ」

 何週間もヴァイッド・ハリルホジッチは、監督キャリアに終止符を打とうかと想いを巡らせていた。

「クラブや代表チームからの誘いがかなりあったが、断った。再出発する気持ちになれなかったし、自分自身の心を偽りたくなかったんだ」

 だがFCナントからのオファーに対しては、ついに「ウィ」と答えることになった。1980年代初頭に、彼がフランスでの冒険をスタートさせたクラブだ。

「私は必ずしも恵まれた人生をもらったわけじゃない。だが、いつだってつらい試練を乗り越えて、勝利してきたと思うんだ。ナントには恩があった。だからこうつぶやいたんだ。『おい、ヴァイッド、お前ならやれる!』ってね」

取材・文●レミー・ラコンブ(France Football誌編集長)
翻訳●結城麻里
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