若手を成功に導く経験、言葉は、豊富に持ち合わせているはずだ
今回の合宿では、4名のU-20女子ワールドカップ優勝メンバーが招集されていた。「ある程度の選手は使いたいなという思いはありましたが、試合の流れが厳しいものになったら、なかなか使えないなと思っていました」と高倉監督。岩渕らの活躍で点差が開いたこともあり、指揮官は6名の交代カードを切った。その中には、ヤングなでしこから合流した長野風花(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)、宮澤ひなた(日テレ)の姿もあった。
岩渕自身も、16歳という若さで代表デビューを果たしている(2010年2月の中国戦・東アジア女子サッカー選手権決勝大会)。年齢的には中堅だが、代表デビューの早さでは、ベテランの域に達している。長野や宮澤のような若手を成功に導く経験、言葉は、豊富に持ち合わせているはずだ。
「ひなた(宮澤)に関してはドリブラーで、サイドの攻撃の選手として、ベレーザと戦う時には『嫌だな』と思っている選手のひとりだったので、凄い気にかけてはいたし、練習でも一緒にやっていて『楽しいな』というイメージは持てていました。今日は一緒にピッチへ立つことはできませんでしたが、試合が終わった後に『もっとシュート撃てよ!』とか『仕掛けろよ!』とか(笑)。まあ、自分も先輩たちに、そう言ってもらって来たので」
そして、これから世界で戦う上では、年齢に関係なく、なでしこジャパンの選手全員が光るものを出す必要があると語る。
「(若手の)彼女たちの良さをもっと自分たちが引き出せるようにしなくてはいけないというのはもちろんですけれども、ふたりだけじゃなく『若手』とか『年寄り』とか関係なく、全員が光ればもっといいチームになると思いますので、そこを求めていきたいです」
取材・文●西森 彰(フリーライター)
岩渕自身も、16歳という若さで代表デビューを果たしている(2010年2月の中国戦・東アジア女子サッカー選手権決勝大会)。年齢的には中堅だが、代表デビューの早さでは、ベテランの域に達している。長野や宮澤のような若手を成功に導く経験、言葉は、豊富に持ち合わせているはずだ。
「ひなた(宮澤)に関してはドリブラーで、サイドの攻撃の選手として、ベレーザと戦う時には『嫌だな』と思っている選手のひとりだったので、凄い気にかけてはいたし、練習でも一緒にやっていて『楽しいな』というイメージは持てていました。今日は一緒にピッチへ立つことはできませんでしたが、試合が終わった後に『もっとシュート撃てよ!』とか『仕掛けろよ!』とか(笑)。まあ、自分も先輩たちに、そう言ってもらって来たので」
そして、これから世界で戦う上では、年齢に関係なく、なでしこジャパンの選手全員が光るものを出す必要があると語る。
「(若手の)彼女たちの良さをもっと自分たちが引き出せるようにしなくてはいけないというのはもちろんですけれども、ふたりだけじゃなく『若手』とか『年寄り』とか関係なく、全員が光ればもっといいチームになると思いますので、そこを求めていきたいです」
取材・文●西森 彰(フリーライター)