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大躍進のキーワードは「一体感」。J2優勝を狙う町田がピッチ外で実践してきた活動って?

カテゴリ:Jリーグ

郡司 聡

2018年10月27日

TAP受講の効果について選手たちの反応は?

残り4節となったJ2リーグ。昇格争いはもちろん、優勝争いも最後まで目が離せない大混戦だ。写真:徳原隆元

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 加入2年目の奥山政幸は、TAP受講の効果についてこう話している。
「普段は聞き手に回ることが多い選手や発信する側に回る選手など、さまざまな選手がいますが、TAPを通じて、時には聞き役に回りやすい選手が発信する側に立つこともあるので、自分の考え方を伝えること、そして相手の考えを受け入れるコミュニケーションが求められるので、TAPがそうしたコミュニケーションスキルを養うことに一役買っていると思っています。
 
 例えば、一つの与えられた課題に対して、答えの持っていき方がいくつかある中で、同じ考えを持っている人もいれば、まったく正反対の答えを持っている人がいます。また違う視点で物事を見ている人もいます。そうした個々の考え方を否定するのではなく、他者の考え方を受け入れながら、そのゴールにどう近づいていくか。それを擦り合わせて、チームとしてまとまって同じ方向を向いて目的を達成するのは、本当に大事なことだと、TAPを通じてあらためて気付かされました」
 
 グループとしての最大値を高めるために必要不可欠な要素の一つが、他者との相互理解。例えば今季の町田は一つの敗戦を教訓として、先の試合でそれを勝利へと変えてきた。そうした“勝利へのサイクル”を構築できた背景には、森村昂太いわく、「TAPの活動をベースにした選手間のコミュニケーションの積み重ね」があるという。
 
 相馬ゼルビアの一体感の秘密は、TAPに集約されていると言っても過言ではない。

取材・文●郡司 聡(フリーライター)
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