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Jリーグ10クラブが争奪戦!! 脚光浴びる桐光学園2年生エースの視察に多数のスカウトが集結!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年09月01日

「目標を達成するためには今日のような試合をしていてはダメ」

夏のインターハイではあと一歩のところで全国優勝を逃した桐光学園。冬にかける想いは強いはずだ。写真:安藤隆人

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 周りの喧噪にとらわれるのではなく、あくまで自分でしっかりと意志を持って考えて決める――。西川の言葉にはそんな自立した思考も感じられる。
 
 まだ彼は2年生だ。プリンス関東で3位以内に入って、プレミア参入決定戦に進み、来年はプレミアの舞台でプレーする権利を掴み取る。そして、自身初となる選手権出場を勝ち取るなど、達成すべき目標はたくさんある。
 
「目標を達成するためには、今日のような試合をしていてはダメ。チーム全体で危機感を持ってやっていきたい。それに次の試合は横浜F・マリノスユースなので、そこで成長をした姿を見せたいです」
 
 プリンス関東次節の相手は、ジュニアユースまでいた横浜F・マリノス。ユース昇格を断って桐光学園に来ているからこそ、お世話になった古巣に成長した姿を見せる義務がある。
 
 まずは目の前のやるべきことを懸命にやる。西川潤はスタンスを貫きながら、一歩ずつしっかりと踏みしめて、堅実に前に進む。それこそが注目を浴び続ける一番の得策であることを肝に命じて――。
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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