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Jリーグ10クラブが争奪戦!! 脚光浴びる桐光学園2年生エースの視察に多数のスカウトが集結!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年09月01日

スカウト陣の前で西川は2ゴールの大活躍! しかし3得点目を逃すとチームは…

持ち前の鋭い突破力に加え、インターハイでは決定力も見せつけた。写真:安藤隆人

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 0−1で迎えた36分、左サイドから鋭いドリブルで仕掛けると、相手DFがペナルティエリア内でたまらずファウルで止め、PKを獲得。これを自らきっちりと決めて1点目。再び1点のリードを許した51分、左サイドを突破したMF阿部龍聖のグラウンダーの折り返しを、ファーサイドに飛び込んだ西川がダイレクトで蹴り込んで2点目を奪ってみせた。
 
 61分にはディフェンスライン裏へのスルーパスに反応し、抜群の加速力でDFを置き去りにすると、飛び出して来たGKと1対1に。足下でバウンドする難しいパスだったが、GKの状況を見ながら左足のつま先でボールの下を突き上げる形でループシュートを放つ。ボールはGKの肩上を破ったが、わずかに枠を逸れた。しかし、そのスピードやボールコントロールの技術を見れば、やはり相当にハイレベルな逸材であることを如実に物語っていた。
 
 あわやハットトリックかのシュートを外したことで、試合の流れは再び前橋育英に傾き、結果としてチームは終盤に立て続けに失点を喫し、2−5で敗れた。
 
 勝利には直結しなかったが、改めて彼のプレーを観て、スカウトたちの獲得への意欲が増したのは間違いなかった。
 
 試合後、多くのスカウトと言葉を交わした西川は、最後に取材に応じてくれた。その時、陽は沈み切り、周りは真っ暗になっていた。
 
「ハットトリックをしたかったし、あそこで決めていたらチームの指揮も上がったと思います。自分のマークが厳しくなるのは分かったし、思うようにプレーさせてもらえなくなるからこそ、チャンスにはきっちりと決め切るようにしないといけない」
 
 まずは反省の言葉を口にした。その後、これだけ獲得レースが過熱して来たことをどう感じるかと訪ねると、彼はこう口を開いた。
 
「本当に嬉しいことですし、感謝しかありません。僕自身、プロに行くことは決めていますが、(チーム決めを)早過ぎても遅過ぎてもいけないと思うので、いろんなチームを見ながらじっくり決めたいと思います。ただ、いろんなチームを回りすぎても、逆に迷惑をかけてしまうので、しっかりと絞りながら考えていきたいと思います」
 
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