新シーズンはコウチーニョのここに注目!
スペースと時間のないところでも自在にボールを操り、思った通りのタイミングで狙ったところにボールを送り込む繊細なボールタッチと正確で多彩なキックというコウチーニョのストロングポイントは、もちろんバルセロナでも活かされている。
ほとんどの試合で相手をゴール前に押し込め、そこから守備ブロックをこじ開けてゴールを奪わなければならないバルセロナにおいて、その多彩なパスワークと絶妙なタイミングの感覚は、リオネル・メッシのドリブル突破と並んで、不可欠なチームの武器だ。
2年目を迎えてチームにも馴染み、エルネスト・バルベルデ監督もよりコウチーニョの特徴を効果的にチームに組み込む戦術を用意するだろう。存在感は、17-18シーズンとは比べものにならないほど増すはずだ。
左の2ライン間、ハーフスペースでボールを持った時の敵DFとの駆け引き、ドリブル突破か、パスか、シュートかというプレー選択の妙、そしてそこで選んだプレーを遂行する多彩なテクニック、すべてが見どころになるだろう。
分析:ロベルト・ロッシ
取材・構成:片野道郎
[分析者プロフィール]
ロベルト・ロッシ/1962年3月16日生まれのイタリア人監督。MFだった現役時代は、チェゼーナの育成部門でアリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)に、ヴェネツィアではアルベルト・ザッケローニ(元日本代表監督)に師事。99年に引退し、01~08年はラツィオやインテルなどでザッケローニのスタッフ(コーチ兼スカウト)を務める。その後は独り立ちしてイタリアの下部リーグの監督を歴任。16-17シーズンはスパルのU-19監督を務める。現在はフリー。
ほとんどの試合で相手をゴール前に押し込め、そこから守備ブロックをこじ開けてゴールを奪わなければならないバルセロナにおいて、その多彩なパスワークと絶妙なタイミングの感覚は、リオネル・メッシのドリブル突破と並んで、不可欠なチームの武器だ。
2年目を迎えてチームにも馴染み、エルネスト・バルベルデ監督もよりコウチーニョの特徴を効果的にチームに組み込む戦術を用意するだろう。存在感は、17-18シーズンとは比べものにならないほど増すはずだ。
左の2ライン間、ハーフスペースでボールを持った時の敵DFとの駆け引き、ドリブル突破か、パスか、シュートかというプレー選択の妙、そしてそこで選んだプレーを遂行する多彩なテクニック、すべてが見どころになるだろう。
分析:ロベルト・ロッシ
取材・構成:片野道郎
[分析者プロフィール]
ロベルト・ロッシ/1962年3月16日生まれのイタリア人監督。MFだった現役時代は、チェゼーナの育成部門でアリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)に、ヴェネツィアではアルベルト・ザッケローニ(元日本代表監督)に師事。99年に引退し、01~08年はラツィオやインテルなどでザッケローニのスタッフ(コーチ兼スカウト)を務める。その後は独り立ちしてイタリアの下部リーグの監督を歴任。16-17シーズンはスパルのU-19監督を務める。現在はフリー。