11対11で日本は勝っていない
初戦で白星を飾り、乾というラッキーボーイが出てきて、スーパーサブの本田もいる。今大会の日本はなにかやってくれそうだ、そんな期待感もポーランド戦の敗戦により萎んだような気がする。
グループリーグの3試合を振り返れば、10人のコロンビアに勝っただけ。セネガル戦後に長友が「11対11では勝っていない」と言うように、ポーランド戦でも11対11の戦いに敗れているのだ。つまり、真っ向勝負を挑んで勝てるほどの強さが日本にはないのである。だからこそ、勢いは重要だったのだ。
グループリーグの3試合を振り返れば、10人のコロンビアに勝っただけ。セネガル戦後に長友が「11対11では勝っていない」と言うように、ポーランド戦でも11対11の戦いに敗れているのだ。つまり、真っ向勝負を挑んで勝てるほどの強さが日本にはないのである。だからこそ、勢いは重要だったのだ。
西野監督のツキが試されるのは、ベルギーとの決勝トーナメント1回戦だろう。ポーランド戦で休ませた主力組がベルギーを相手に躍動してアップセットを起こせば、いよいよ西野監督の手腕は本物ということになる。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)