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解説者のスタンスはこのままでいいのか?日本にサッカー文化を根付かせるには?|岩政大樹がDAZN幹部を直撃! #2

カテゴリ:Jリーグ

岩政大樹

2018年05月10日

自分の生活パターンに合った形で――スポーツ観戦の形は変わりつつある

サドラー氏は試合放映以外にのコンテンツとして、「データ提供の取り組み方」も考えているという。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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岩政 どんどん変わっていく感覚がして、見ている人も楽しそうですね。スポーツファンは映像だけではなく、データ関連も興味があると思います。
 
サドラー データ提供の取り組み方も考えています。どういうデータを出すべきなのか、見せ方も検討している段階ですので、それも今年か来年に導入したいと思っています。
 
岩政 サッカーを見せるという意味では、試合以外の番組も考えていますか?
 
サドラー データの導入と関連コンテンツをどういう形にするかは、製作チームが絶えず議論をしているところです。
 
岩政 昨年までサッカーはテレビで見るという文化でしたが、それが1年をかけてだいぶ変わってきた印象を受けています。タブレットやPCなどで見る時代に移行できたのかなと。
 
サドラー 人の生活パターンに合致した形で、どんなデバイスでも自分の好きなスポーツを視聴できるのが、ひとつの大きな変化だと思っています。DAZNはスマートテレビにプリインストールされているので、すぐにテレビの大画面で見れますし、通学や通勤の時にスマホで見ることもできます。私は寝る前にベッドに入りながらタブレットで見ていますが、そういった形で自由自在に自分の生活パターンに合った形で、いつでも視聴できるような環境を提供しています。
 
岩政 いろいろ革新的に新しくしていこうというプランはあると思うんですが、とはいえ判断が難しい時もありますよね。
 
サドラー Jリーグ放映は2年目に入っていますので、1年分のデータがあります。会社としてそのデータ分析をしながら、今後どのような改善ができるかを論理的に判断していきたいと思っています。(第3回に続く)
 
【著者プロフィール】
ディーン・サドラー/1964年5月2日、ニュージーランド出身。かつては東芝でプロラグビー選手として活躍、引退後にマーケティングリサーチの会社を立ち上げ、14年から Perform Groupに勤務。現在はJリーグコンテンツを統括するアカウントディレクターを務める。
 
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。2010年の南アフリカW杯メンバーにも選出された。現在は、東京ユナイテッドFCで選手兼コーチを務める。
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