マドリーの力を引き出したエイバルの健闘。
後半はマドリーが、「チャンスがあれば点を取りに行く」というスタンスになったことで、エイバルは変わらずにプレッシングをかけるも、相手の布陣変更により、前半よりもプレスの効率は低下。それでも50分に、P・レオンの左CKからイバン・ラミスが頭で合わせ、同点とした。
しかしマドリーは慌てず、失点から4分後にカリム・ベンゼマとルーカス・バスケスを投入し、エイバルを押し込んで圧倒する。
ベンゼマはDFラインの裏へ飛び出し、L・バスケスは右サイドを上下動して、相手を撹乱。後半の半ばからプレスの鋭さを失ったエイバルにとって、この2人の動きは厄介きわまりなく、ピッチを往復する距離が長くなって体力を削られていった。
しかしマドリーは慌てず、失点から4分後にカリム・ベンゼマとルーカス・バスケスを投入し、エイバルを押し込んで圧倒する。
ベンゼマはDFラインの裏へ飛び出し、L・バスケスは右サイドを上下動して、相手を撹乱。後半の半ばからプレスの鋭さを失ったエイバルにとって、この2人の動きは厄介きわまりなく、ピッチを往復する距離が長くなって体力を削られていった。
そして、84分にP・レオンのパスミスからC・ロナウドに決勝点を決められ、万事休すとなった。
振り返ってみれば、序盤は勢いに乗ったエイバルが押し込むもゴールを決めることはできず、体力切れを起こした終盤に突き放されるという、典型的なスモールクラブとビッグクラブによる試合内容だった。
だが、マドリーの力を際立たせたのが、エイバルの健闘だったこともまた事実だ。この試合から、メンディリバル監督がどのように課題を設定し、どのように改善していくのか、注目したい。