来季はなでしこリーグ30年目の節目に。日テレの一強時代が続くのか?

E-1選手権では敗れた北朝鮮戦後に高倉監督が厳しい言葉を投げ掛けた。節目の30年目を迎えるなでしこリーグで選手たちはいかなる飛躍を見せるのか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
また、日テレの主力に加わりつつある、さらに若い才能もいる。U-19日本女子代表のFW植木理子は、日テレ・ベレーザの下部組織である日テレ・メニーナ所属ながら、ベレーザのリーグ戦全試合に出場。皇后杯では3試合連続得点もマークした。メニーナには、他にも育成年代の代表チームで活躍する、MF菅野奏音やMF木下桃香という新たな才能も控えており、下部組織の充実は、今後の日テレを明るく照らしそうだ。
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は今季で29年目を迎えたが、そこで日テレは15回目の優勝を勝ち取った。来季は、30年目という節目だ。その中心は再び日テレなのか、それともINACが巻き返すのか。初の皇后杯準優勝となったノジマを始め、他チームもリーグ戦の上位を窺っている。
日テレの一強が続きすぎると、これは日テレの選手にとっても、あまりいいことではないだろう。日テレを実力でねじ伏せるチームが出て来た時こそ、日本女子サッカーがまたひとつ、階段を上ったと言える時ではないだろうか。
取材・文●馬見新拓郎(フリーライター)
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は今季で29年目を迎えたが、そこで日テレは15回目の優勝を勝ち取った。来季は、30年目という節目だ。その中心は再び日テレなのか、それともINACが巻き返すのか。初の皇后杯準優勝となったノジマを始め、他チームもリーグ戦の上位を窺っている。
日テレの一強が続きすぎると、これは日テレの選手にとっても、あまりいいことではないだろう。日テレを実力でねじ伏せるチームが出て来た時こそ、日本女子サッカーがまたひとつ、階段を上ったと言える時ではないだろうか。
取材・文●馬見新拓郎(フリーライター)