2017年に開催された年代別ワールドカップ・アジア予選では、U-19女子代表が優勝、U-16女子代表が3位に食い込み、それぞれ来年の本大会進出を決めた。躍進を期すヤング&リトルなでしこ候補が今大会にも多くエントリーするだけに、彼女たちのプレーに注目だ。
【PHOTO】高校女子選手権2017・代表32校の注目ヤングガール|北海道~東海編
ここでは、都道府県・地域予選を戦い抜いた32の代表校から1名ずつ注目選手をピックアップ。冬の女王決定戦を華麗に彩る“なでしこ候補生”たちを一挙紹介する。
前編となる今回は、北海道から東海地域までの18選手だ。
【高校女子選手権/必見タレント32選】
Part.1 北海道~東海編
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大谷琉晏
おおたに・るあん
北海道文教大明清(北海道)/3年/MF
どの試合でも果敢に仕掛け、チャンスを演出。主将として精神的な支えとなり、攻守両面で積極的に関わる姿勢を清野監督も評価する。
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髙橋明里
たかはし・あかり
北海道大谷室蘭(北海道)/3年/FW
道リーグでMVP、得点女王、アシスト女王の3冠を獲得した“ランタ”の大黒柱。勝負どころで幾度も価値あるゴールを決めてきた。
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今村南海
いまむら・みなみ
聖和学園(宮城)/3年/GK
GKに転向して2年目の守護神は成長著しい。「ひとつレベルが上」という的確なコーチングは、GK出身の曽山監督も認めるところだ。
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崎山未来
さきやま・みく
常盤木学園(宮城)/3年/DF
相手のエースを封じ込めセットプレーでは得点力を発揮する。今季メキメキと頭角を現わしたDFは、いまやチームに欠かせない存在だ。
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古舘未来
ふるだて・みく
専大北上(岩手)/2年/DF
スピードを活かした、守備範囲の広さが自慢のCBだ。攻撃の起点となれる足下の技術を持ち、本人は「アシストをしたい」と意気込む。
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小林ひなた
こばやし・ひなた
修徳(東京)/2年/MF
戦術眼に長けたボランチはコンビを組む杉下との息もピッタリ。冷静に試合の流れを見極めながら、攻守において味方をサポートする。
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宮澤ひなた
みやざわ・ひなた
星槎国際湘南(神奈川)/3年/MF
スピード抜群のドリブル突破に、得点力が加わった。ヤングなでしこでも、U-20女子W杯の切符を手繰り寄せるゴールを奪っている。
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久保田明未
くぼた・あみ
前橋育英(群馬)/3年/MF
タイガー軍団の主将を担う左のスペシャリストは、力強い突破が持ち味だ。「できることすべてを出し切りたい」とラスト選手権に挑む。
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蔵田あかり
くらた・あかり
十文字(東京)/3年/MF
連覇に挑む十文字のキャプテンは、ことある毎に「私たちは挑戦者」と口にする。サイドの攻防に奮闘するスピードスターの姿は必見だ。
